「ディズニー・ワールド」に野生のクマが出没、一時アトラクションが閉鎖
アメリカ・フロリダ州にある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に、クマが現れ、その後捕獲された。
「マジック・キングダム」の敷地内で目撃
そのクマが現れたのは9月18日、場所は「ディズニー・ワールド」の「マジック・キングダム」の敷地内だという。
当時クマは木に登っていたとされ、その後フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)が出動した。
これによりパーク内にある、いくつかの乗り物などアトラクションが一時閉鎖されたが、その後クマは捕獲され、再び利用できるようになったそうだ。
クマを保護し、国有林に移送
「ディズニー・ワールド」にクマが現れるのは非常に珍しいとされるが、まだ「マジック・キングダム」のどこで目撃されたかは、公表されていない。
このクマはメスの成獣で、FWCの執行官とクマ管理プログラムの生物学者のチームによって捕獲された後は、テーマパークの北約80マイル(約129km)に位置する、オカラ国有林に移される予定となっている。
FWCは声明で「ほとんどの場合、クマには場所を与え、自分で移動させるのがベストですが、このような状況を考慮し、スタッフがクマを捕獲し、パークからオカラ国有林またはその周辺に移動させます」と述べている。
FWCによると、フロリダ州には推定4000頭のアメリカグマが生息しており、同州内のクマの数も増加し、昔よりも人間とクマの遭遇が多くなっているという。(了)
出典元:ABC News:Rides reopened after black bear captured at Walt Disney World’s Magic Kingdom park(9/19)