サポート・アニマルのワニと一緒に球場を訪れた男性、入場を拒否される
アメリカで、MLB(大リーグ)の試合を見るために、ペットのワニと一緒に球場を訪れた男性が、入場を拒否されてしまった。
サポート・アニマルの「ウォーリー」
その男性とは、ペンシルバニア州のジョーンズタウンに住む、ジョセフ・ヘニーさんだ。
彼は9月27日、サポート・アニマル(人を精神的に支える動物)のワニ「ウォーリー」と一緒に、MLBの「フィリーズ」対「パイレーツ」の試合を見るため、フィラデルフィアの球場「シチズンズ・バンク・パーク」に足を運んだという。
しかし球場に入ろうとしたヘニーさんは、関係者に止められ、入場を拒否されてしまった。
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2015年、1歳の時に保護
ヘニーさんは2015年、「ウォーリー」がまだ1歳で、体長も5フィート(約1.5m)しかない時に、保護したという。
当時、「ウォーリー」は「小さな子犬のよう」で、ヘニーさんたちの後をついて回っていたそうだ。
そして現在、「ウォーリー」は心を支えるサポート・アニマルとなり、ヘニーさんもこのワニのためにインスタグラムとTikTokのページを開設。今では数万人のフォロワーがいるという。
しかし「シチズンズ・バンク・パーク」のサポート・アニマルの規則では、「認定介助犬、または特別なニーズを持つゲストのために、訓練中の介助犬は歓迎します。それ以外の動物は禁止されています」と書かれていたそうだ。
このためヘニーさんと「ウォーリー」は入場を拒否されてしまったが、このエピソードは多くのメディアでも取り上げられ、ネットでも関心を集めたという。(了)
Joseph Henney’s emotional support animal WallyGator goes with him almost everywhere, from the grocery store to walks in the park.
They hug each other and sleep in the same bed. WallyGator is an alligator. https://t.co/MBcrhGnPd0 pic.twitter.com/XLGSN8qW8q
— The Washington Post (@washingtonpost) August 29, 2022
出典元:USA TODAY:Phillies turn away emotional support alligator before game against Pirates(9/27)