米史上初、ネイティブ出身の知事が誕生か?民主党の女性候補に注目が集まる


アメリカでネイティブ出身の女性が、知事選において民主党から立候補することになり、注目を集めている。

 

民主党の予備選で歴史的勝利

 

その女性とはPaulette Jordan氏。彼女はクーダレン族(コアダレン族:Coeur d’Alene)の子孫で、アイダホ州の自然に囲まれた、静かで穏やかな牧場で育ったという。

 

そしてこれまでは州の議員として働き、先日アイダホ州知事の予備選に立候補。歴史的な勝利を上げ、民主党の代表候補に選ばれた。

 

知事選の投票は11月だが、もし選出されればアメリカの歴史上初めて、ネイティブ・アメリカン出身の知事が誕生することになるそうだ。

 

Facebook/Paulette Jordan

祖父は部族のリーダー、祖母も著名人

 

実はJordan氏は政治家の家系に生まれ、部族の指導者たちに囲まれて育ったため、知事に立候補することになったのも、ある意味自分の運命だと感じているという。

 

実際、祖父も部族のリーダーで、祖母も卓越した人物とされ、他にもJordan氏は豊かな知恵を持った大人たちに囲まれて育ってきたそうだ。

 

特に、祖母はどんな人に対しても決して断罪しない純粋な心の持ち主で、クーダレン族のコミュニティの中では「sweetheart(優しい人、大切な人、愛する人)」として慕われていたとか。

 

そんな祖母の死後に州の議員になったJordan氏は、祖母のイデオロギーを受け継ぎ、今ではそれが政治的な信条になっているという。

 

彼女は次のように語っている。

 

「祖母は小柄な人でしたが、存在自体がパワフルでした。彼女は私に、全ての人にとって良い人間であるように、誠実であるように、と教えてくれました。私はそのことに関して、祖母から多くのことを学びました」

 

若い女性への政治参加を願う

 

またJordan氏は女性ということで、今回自分の役割は他の女性にとって大きいと感じているという。

 

特に彼女は、若い女性らに積極的に政治に参加してもらい、立候補してリーダーとしての役割を果たすよう望んでおり、自分がそんな影響を与えたいと願っているそうだ。Jordan氏は次のように語る。

 

「私たちは次第にバリアを壊しつつあります。私は彼女らがより多くのことをできるよう影響を与えたい、リーダーの役割を引き受けるよう大胆になってもらいたい。そしてより多くの若い女性に自分自身を強く感じてもらいたいのです」(了)

 

 

出典元:ABC News:‘Birthed into politics’: Paulette Jordan’s quest to become 1st Native American governor(5/26)