イーロン・マスクが、5月末には連邦政府の役職から退任する可能性

アメリカのメディアによれば、トランプ大統領は、イーロン・マスク氏が退任する可能性があると関係者に語ったという。
トランプ氏が関係者に示唆
政府効率化省で多くの連邦職員を解雇してきたマスク氏は、そもそも連邦政府によって「特別政府職員」として雇用されており、任期が130日を超えてはならないことになっている。
そのため今年の5月末頃に任期が終了する予定だったが、トランプ大統領が何らかの方法でマスク氏を留任させるか、雇用を延長する措置を取る可能性があると広く噂されていた。
しかしメディア「ポリティコ」や「ABCニュース」などは、政権内での現在の役職からマスク氏が退く可能性があることを、トランプ大統領が上級顧問らに示唆したと報じた。
政権内にも亀裂を生んでいた
そもそもABCニュースによれば、マスク氏の行動は、トランプ大統領の上級補佐官たちを分裂させ、時には大統領に最も近い人々の間で亀裂を引き起こしたという。
そのためマスク氏に不満を募らせていたホワイトハウスの関係者の一部は、5月に特別職員の任期が終了するまで諦め、できる限り状況をうまく管理することに集中していたそうだ。
またトランプ氏自身も3月31日、記者団に対して、「まあ、彼(マスク氏)は素晴らしいと思う。でも、彼には経営すべき大企業があると思う。だから、いずれ(ビジネスに)戻っていくだろう。彼はそうしたいのだ」と述べていた。
ただホワイトハウスでマスク氏を擁護する人の中には、彼が政権から追い出されるとの報道は誇張だと指摘する者もいるという。
マスク氏は政府効率化省で数多くの連邦職員を解雇し、SNS上でも差別的・右翼的な言動を繰り返し、国民の過半数も彼を支持していない。
また4月1日には、ウィスコンシン州の最高裁判事を決める選挙で、マスク氏が多額の資金を投入し、支援していた候補者も落選している。(了)
出典元:ABC News:Trump privately indicates Musk to step back from administration after government employee status expires: Sources(4/3)