嫌がらせか?トルコの大統領も、トランプ氏の車列で通行を阻止される

先日、フランスのマクロン大統領がニューヨークにおいて、トランプ大統領の車列のせいで車を止められたが、同じような事態がトルコの大統領にも起きた。
路上でボディーガードに囲まれて待機
トルコのエルドアン大統領は9月23日、ニューヨークにある国連本部を去る際、トランプ大統領の車列が通るという理由で、通行を妨げられたという。
SNSに投稿された映像には、警官が大勢の人々の通行を阻止する中、エルドアン大統領が路上でボディーガードに囲まれて待機する様子が映っていた。
しかもその表情は険しく、明らかにエルドアン大統領は苛立っていたそうだ。
ABD polisi Trump’ın konvoyu geçeceği için Cumhurbaşkanı Erdoğan ve ekibini cadde ortasında bekletti pic.twitter.com/RClmcRATnG
— DW Türkçe (@dw_turkce) September 24, 2025
「儀礼違反であり、重大な侮辱だ」
国連でフランスのマクロン大統領は、パレスチナの国家承認を宣言し、またトルコのエルドアン大統領も9月23日、国連総会の一般討論演説で、イスラエルを激しく非難した。
エルドアン大統領は演説において、ガザ地区で多くの子供たちが手足を失い、麻酔なしで手術を受け、また飢餓に見舞われているとし、その写真を掲げながら、「これは戦争ではない。虐殺だ」と強調。「声を上げなければ蛮行に加担したことになる」と述べ、即時停戦を求めた。
一方、アメリカのトランプ大統領はイスラエルを支持し続け、言葉ではガザ地区での停戦を望むと発言しているものの、ネタニヤフ首相に圧力をかけている様子を一切見せていない。
今回、エルドアン大統領に起きたことに対し、「X」のユーザーらは、「(トランプ大統領は)フランス人(マクロン大統領)にも同じことをした。わざとやっている」とコメント。
また別のユーザーも「フランス大統領が縁石に留まっていたのに対し、トランプ大統領の車列は王様のパレードのように進んでいた」や「これは儀礼違反であり、重大な侮辱だ」との意見を寄せている。(了)
出典元:MailOnline:Trump’s motorcade strikes again as Turkey’s furious President Erdogan is seen waiting on blocked off NYC street – after humiliated Macron called Donald for help when he was held up(9/24)