X_Republicans against Trump

アメリカ議会では、下院監視委員会により、ジェフリー・エプスタイン元受刑者に関する新たな文書などが公開された。

「女性が彼と何時間も過ごした」

下院監視委員会の民主党議員が公開した文書は2万ページを超えるもので、画像やメールなども含まれていたという。

そしてメールには、未成年者への性的虐待や人身売買に関与したエプスタイン元受刑者氏と長年の仲間であるギレーヌ・マクスウェル受刑者、そして作家のマイケル・ウォルフ氏とのやり取りが記録されていたそうだ。

2011年4月にエプスタイン元受刑者からマクスウェル受刑者に送られたメールの1通には、「私は君に、吠えていないあの犬こそトランプだということを理解してほしい。（被害者女性の名前）は私の家で、彼と何時間も過ごした」と書かれていたという。

「彼はあの少女たちのことを知っていた」

また2019年1月、エプスタイン元受刑者がトランプ氏の伝記作家マイケル・ウルフ氏に送った2つ目のメッセージには、トランプ氏がフロリダ州にある会員制の「マール・ア・ラーゴ」から退会するよう、彼に求めたことが記されていたそうだ。

しかしエプスタイン氏は、ウルフ氏に対し「会員になったことは一度もない」と述べ、「もちろん、ギレーヌ（マックスウェル）にやめるよう求めた時点で、彼（トランプ氏）はあの少女たちのことを知っていた」と答えたそうだ。

ただ公開された文書には、トランプ氏と直接やり取りしたメールは1通もなかったという。

ホワイトハウスはトランプ大統領を擁護し、「民主党が、リベラルメディアにメールを意図的にリークし、偽りの物語を作り出してトランプ大統領を中傷している」と非難した。

トランプ氏もその後、「これらの文書は民主党が、彼らの重大な失策、特に最近の失策である政府閉鎖から目を逸らすために公開した」と述べたという。（了）

出典元：BBC：Thousands of new Epstein documents released, with some emails mentioning Trump(11/12)