Switch news

知っておきたい世界のニュース

トランプ氏、イランの発電所への攻撃をさらに10日間延期すると発表

トランプ氏、イランの発電所への攻撃をさらに10日間延期すると発表
X_@SMohyeddin

アメリカのトランプ大統領は3月26日、イランのエネルギーインフラへの攻撃をさらに延期することを発表した。

 

4月6日まで攻撃を延期

 

トランプ氏は3月21日、イランがホルムズ海峡を再開しなければ、イラン国内のエネルギーインフラを攻撃すると脅した。

 

その後、3月23日には、イランとの戦争終結に向けた「非常に良好で生産的な協議」を理由に、攻撃を5日間(3月27日まで)延期すると発表。

 

そして3月26日、トランプ氏はイランの発電所などへの攻撃を、さらに10日間(4月6日まで)延期すると明らかにした。

 

またトランプ氏は、SNSでイランとの協議は「非常に順調に進んでいる」と述べ、これに反する報道をしている「フェイクニュースメディア」を改めて非難したという。

 

しかしイラン側も協議が行われていることを否定しており、トランプ氏の主張について、石油市場を「操作」するための「フェイクニュース」だと一蹴している。

 

一方、パキスタンのIshaq Dar外相は、仲介努力の一環としてパキスタンが、アメリカとイランの間でメッセージを伝達していることを認め、「交戦当事者間で『間接的』な協議が行われている」と認めた。

 

ただイランのアラグチ外相は、このような間接的なメッセージのやり取りは、「協議とは言わない」との見方を示していた。

 

IAEAが原発への攻撃に懸念

 

一方、3月24日にイラン南部にあるブシェール原子力発電所付近へ攻撃が行われたことについて、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は「深い懸念」を表明。

 

稼働中の原子力施設へのいかなる被害も、「イラン国内および国外の広範囲に影響を与える重大な放射線事故」を引き起こす可能性があると警告し、最大限の自制を求めた。

 

ブシェール原子力発電所への攻撃は3月17日にも行われたが、被害は報告されていない。

 

フーシ派が参戦の可能性を警告

 

イエメンのフーシ派の指導者、Abdel Malek al-Houthi氏は、状況次第で今後、イランに対する米・イスラエルの戦争に参戦する可能性があると警告した。

 

al-Houthi氏はロイター通信に対し、イエメンのフーシ派はイラン政府との連帯を示すため、再び紅海を攻撃する準備ができていると語った。

 

もしフーシ派が参戦し、紅海を通過する船舶に攻撃を加えれば、イラン戦争によって引き起こされた世界的な石油危機と経済危機を、さらに深刻化させることになる。

 

マレーシアの船がホルムズ海峡通過

 

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は3月26日、イランとトルコ、その他の地域首脳との協議後、イランがマレーシアのタンカーに対し、ホルムズ海峡の通過を許可したと明らかにした。

 

イブラヒム首相はテレビ演説で、「現在、マレーシアの石油タンカーと関係労働者の解放手続きを進めており、彼らが帰国の途につくことができるようにしている」と語った。

 

一方、トランプ大統領も26日、イランが一部の石油タンカーに対し、ホルムズ海峡を通過させたのは、協議への誠意の表れだと述べた。

 

トランプ氏は、イランが戦争終結に向けた交渉に真剣に取り組んでいることを示す「贈り物」として、ホルムズ海峡で10隻の石油タンカーの通過を許可したと述べたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Trump says he is ‘pausing’ planned destruction of Iranian energy sites as he claims talks are ‘ongoing’(3/26)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top