米国土安全保障省がイルハン・オマル下院議員の自宅を捜索、トランプ政権による嫌がらせか?

アメリカ・民主党の下院議員であるイルハン・オマル氏の自宅が、国土安全保障省の捜査官による捜索を受けた。
家宅捜索の理由を明確に答えず
この家宅捜索が行われたのは10月12日、場所はワシントンD.C.近郊にあるイルハン・オマル下院議員の自宅とされている。
司法省は当初、家宅捜索の理由について明確に答えず、報道官は、次のように述べるにとどまった。
「本日、ワシントンD.C.地域で、国土安全保障省捜査局は、司法省が取得した裁判所の許可に基づく捜索令状を執行しました。この執行措置は、現在進行中の連邦刑事捜査の一環です」
しかし最新の情報では、連邦の捜査官が家宅捜索で、オマル議員の家族の移民関連書類に関する犯罪の可能性を調べたという。
またこの捜索により、オマル議員の携帯電話を押収し、親族を含む十数名に大陪審への召喚状を発行したそうだ。
大陪審とは通常の陪審員よりも数が多い裁判のことで、そこでは陪審員が当事者を起訴するかどうか判断する。
ソマリア系として初めて連邦議会入り
イルハン・オマル氏は、アフリカのソマリア出身で、幼少期に難民としてアメリカに渡り、12歳から居住しており、市民権も取得している。
また2018年には、ミネソタ州第5選挙区から立候補し、下院議員に初当選。ソマリア系アメリカ人として、初めて連邦議会入りを果たしたという。
しかしトランプ大統領は、ソマリア系コミュニティを犯罪的で非アメリカ的だとし、自身に批判的なオマル氏を政治的標的にし続けてきた。
「連邦機関を武器化する試み」
オマル議員は10月12日、SNSで声明を発表し、自宅への捜索は「政敵を標的にし、連邦の法執行機関を武器化しようとする試みです。私は黙りません」と語った。
司法省は通常、選挙の60日前までは、連邦議会議員や候補者に対する捜査を公然と行わないよう、検察官に助言する慣例をとっているという。
しかし、オマル議員が再選を目指す中間選挙は22日後に迫っており、ミネソタ州では今週後半から期日前投票が始まるそうだ。(了)
出典元:ABC News:Rep. Ilhan Omar’s residence searched as part of ongoing criminal investigation, DOJ says(10/13)


























