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「国に帰れ!」で炎上中のトランプ大統領、彼のツイッターでの主張とは?

「国に帰れ!」で炎上中のトランプ大統領、彼のツイッターでの主張とは?
Twitter/Donald J.Trump

先日、トランプ大統領はツイッターで、民主党の白人ではない若手議員に対して「国に帰れば」と投稿したが、月曜日の記者会見でこれに関連する質問に答える中、リポーターに対し6回も「静かにしろ」と命じた。

 

リポーターに6回も注意

 

7月15日、トランプ大統領は「国に帰るべきだ」と投稿した例のツイートに関して、人種差別主義者ではないかとの質問を受け、次のように答えた。

 

「私が言おうとしていることは、もし彼女らがここ(アメリカ)にいて、幸せではないのなら、彼女らが立ち去ることができる、立ち去ることができるということだ。私は彼女らがいなくなっても寂しがらない人々が多くいると確信している」

 

しかしこの時、リポーターの1人が遠くから「でも、彼らはアメリカ人ですよ」と叫んだ。

 

これに対しトランプ大統領は「彼女らは愛さなければならない、国を愛さなければならない。彼女らは議会人(連邦議会議員)だ。しかし私はその名前を使わないが…。」と答えた。

 

その時再びレポーターが遠くで叫ぶと、トランプ大統領は「黙れ、黙れ」と6回も注意した。その時の様子がこちら。

 

トランプ大統領のツイッターでの主張とは?

 

そもそもトランプ大統領は、14日に次のようにツイートした。

 

「進歩的民主党女性議員を見るのは非常に興味深い。彼女らはもともと、政府が完全に崩壊した国から来た人々だ。それらの国は世界でも最悪で、最も腐敗し、無能な国だ。そして(そんな国から来た彼女たちは)地球上で最も偉大でパワフルな国家、アメリカの国民に向かって、今や声高に、辛辣にどのように私たちの政府が運営されるべきかを話し続けている。彼女らは自分たちの国に帰り、完全に破壊され犯罪が蔓延する場所を立て直すのに役立ったらどうだろう。その後戻ってきて、私たちにどのようにしたのか見せればいい。それらの場所(出身地の国)は、あなたたち(女性議員ら)の力をひどく必要としている。あなたたちはすぐに出発できないだろうが、私はナンシー・ペロシが喜んで、無料渡航の手配を急いで行うはずだ」

 

 

このツイートは決して名指しはしていないが、民主党の非白人の女性議員、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス議員、ラシーダ・タリーブ議員、アヤナ・プレスリー議員、イルハン・オマール議員に対して行われた発言だと思われている。

 

ただオカシオ・コルテス議員はニューヨークのブロンクスで生まれ、ラシーダ・タリーブ議員もミシガン州のデトロイト生まれだ。アヤナ・プレスリー議員もイリノイ州のシカゴで誕生しており、イルハン・オマール議員は12歳の時にソマリアから移民としてアメリカに渡ってきたとされている。

 

そのため白人ではない彼女らに対するツイートは、人種差別的だと批判を浴びているのだが、トランプ大統領は次のように反論し続けた。

 

「私たちの国を悪く言う人々を支持している民主党の議員や、加えて真に抑制のきかない情熱でイスラエルを憎む人々を見るのは、悲しいことだ。何に直面しても、彼女らは自らの敵、ナンシー・ペロシを含めた敵を人種差別主義者と呼ぶ。彼女らの不快な言葉や、彼女らが言うアメリカについての数多くの恐ろしい発言は、議論されないまま許されるべきではない。もし民主党がそのような敬意を欠いた行為を許し続けるならば、我々は2020年の投票箱を見ることさえ楽しみだ」

 

 

「いつ極左の女性議員たちは、我が国やイスラエルの人々、大統領の行政府に対し、卑劣な言葉を使ったことを、彼らが話したひどい内容を謝罪するのだろうか。多くの人々が彼女らに対し、彼女らのひどく不快な行動に怒っている」

 

 

「私たちは皆、AOC(アレクサンドリア・オカシオ・コルテス議員)とその支持者が、共産主義者であることを知っている。彼女らはイスラエルを憎み、自分自身の国を憎んでいる。彼女らは国境に立つ警備兵を、強制収容所の守衛と呼んでいる。彼女らはイスラエルをサポートする人々を非難している。彼女らは反ユダヤ主義で、反アメリカだ。私たちは彼女たちについて個人的に何も知る必要もないし、彼女らの政策について話をする必要もない」

 

「私たちは決して社会主義の国や共産主義の国にはならない。もしあなたたち(女性議員)がこの国で幸せではないのなら、ここを立ち去ることができる!それはあなたたちの選択だ。これはアメリカに対する愛についての問題だ。ある種の人々は、われわれの国を憎んでいる」

 

 

しかしトランプ大統領の発言は、アメリカ国内はもちろん、海外でも批判を浴びている。

 

イギリスのメイ首相も14日のツイートを批判し、また現在保守党の代表選挙を戦っているボリス・ジョンソン氏やジェレミー・ハント氏も非難している。(ただしトランプ大統領を人種差別主義者と呼ぶまでには至っていない)(了)

 

※女性議員たちの主張についてはBBCが詳しく報じている。そちらもご覧いただきたい。

 

出典元:INDEPENDENT:Trump shouts ‘quiet’ at a reporter six times for challenging him on his ‘racist’ tweets(7/16)

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