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中国が台湾外交部のサイトにブルートフォース攻撃、最大1700万回のアクセス試行

中国が台湾外交部のサイトにブルートフォース攻撃、最大1700万回のアクセス試行
flickr/Craig Nagy

アメリカのナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問に抗議するため、現在演習を行っている中国軍。

 

実はサイバー攻撃も仕掛けているらしく、先日台湾の政府系のウェブサイトなどに支障が生じたと伝えられている。

 

外交部のサイトにブルートフォース攻撃

 

まず高雄市のウェブサイトは、8月5日の深夜から6日の朝にかけて10時間以上、中国国旗の写真が表示されたという。

 

また台湾の外交部(外務省)も、ウェブサイトが8月2日、4日、5日に数時間、クラッシュしたことを認めたそうだ。

 

外交部は、多数の中国やロシアのIPアドレスから1分間に最大1700万回のアクセス試行があり、サーバーをクラッシュさせる「ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)」があったと説明している。

 

厳重な警戒態勢をとるよう指示

 

この結果、中央の政府機関は悪意のあるインターネット活動に対して、厳重な警戒態勢をとるよう指示した。

 

この問題に詳しい関係者が台湾ニュースに語ったところによると、中央政府機関は8月5日から8月8日の正午まで1時間ごとに、ウェブサイトを監視し、問題を指揮系統を通して内閣に報告するよう命じられたという。

 

台湾政府が8月5日に発表した緊急対応ガイドラインでは、ウェブサイトがハッキングされた場合、直ちに削除しなければならないとしている。

 

台湾の教育省は8月6日、サイバーセキュリティを確保するための独自の緊急対応ガイドラインを全国の学校に通知。

 

8月8日まで各学校のウェブサイトでは、24時間のセキュリティ監視と1時間ごとの更新が必要だと伝えた。(了)

 

出典元:Taiwan News:China flag planted on Taiwan government websites by hackers(8/6)

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