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英首相「今こそ、ウクライナへの軍事支援を倍増すべき」:ミュンヘン安全保障会議

英首相「今こそ、ウクライナへの軍事支援を倍増すべき」:ミュンヘン安全保障会議
Twitter/Rishi Sunak

ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議において、イギリスの首相はウクライナへの支援を増やすべきだと訴えた。

 

「ウクライナが勝利するしかない」

 

イギリスのリシ・スナク首相は2月18日、ミュンヘン安全保障会議においてスピーチを行い、西側諸国の「集団的努力」が効果を上げていると認めたという。

 

しかし同時に「日を追うごとに、ロシア軍は、(多くの人々に)さらなる痛みと苦しみを与え続けている」とし、次のように続けた。

 

「この状況を変えるには、ウクライナが勝利するしかない。だから、ウクライナが戦争に勝つために、戦場で決定的な優位に立つための軍事戦略と、平和を勝ち取るための政治戦略が必要なのです」

 

「今こそ、軍事的支援を倍増させるべきでしょう。プーチンがこの戦争を始めた時、彼は我々(西側諸国)の決意が揺らぐことに賭けました。しかし、我々は当時、彼が間違っていることを証明したし、今も間違っていることを証明するでしょう」

 

ロシアの勝利は他国への攻撃を助長

 

ドイツのボリス・ピストリウス国防相も、安全保障会議でスピーチを行い、ウクライナがロシアの侵略に対する戦いに勝たなければならないと述べた。

 

その上でピストリウス国防相は、出席者に対し「ロシアの勝利はモスクワの他国への攻撃を助長する恐れがある」と警告したという。

 

また同氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、ドイツとその同盟国が「必要な限り」ウクライナを支援する、と約束した。

 

「ロシアは人道に対する罪を犯している」

 

アメリカのカマラ・ハリス副大統領も会議に出席し、演説で「ロシアがウクライナで戦争犯罪を行ったことに、疑いの余地はない」とし、次のように述べたという。

 

「ロシア軍は、民間人に対する広範かつ組織的な攻撃、すなわち殺人、拷問、レイプ、強制送還という陰惨な行為を追求してきました。またロシア当局は、子どもを含む何十万人もの人々を、ウクライナからロシアに強制的に送還しました。子供たちを家族から引き離すという残酷な行為も行っています。ウクライナにおけるロシアの行動について、私たちは証拠を調べました。また私たちは法的基準も理解しています。疑う余地はありません。これらは人道に対する罪です」

 

ショーン・ペン氏が米政府の対応を批判

 

一方、アメリカ人俳優のショーン・ペン氏は2月17日、ベルリンで行われた自身の新作ドキュメンタリーのプレミア上映に出席し、演説で次のように語った。

 

「ウクライナでの戦争は、西側にとってウクライナが負けるのを、最終的に見ることができないものだと思います。もしロシアが勝ったらどうなるか想像してみると、我々は皆おしまいだ。まさに死に物狂いです。私たちはすでにアメリカ人として、もっと早く兵器の(支援)規模を拡大しなかったことを、ある種の『恥』として引き受けなければならない、と言えるでしょう」

 

ペン氏のドキュメンタリー映画『スーパーパワー』は、ウクライナでの戦争の最初の1年を記録したもので、ロシア侵攻の初日にはゼレンスキー大統領にインタビューもしているという。(了)

 

出典元:The Guardian:Sunak urges allies to ‘double down’ on military support – as it happened(2/18)

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