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アイルランドで猛暑により乾燥した土地から、5000年前の遺跡が姿を現す

アイルランドで猛暑により乾燥した土地から、5000年前の遺跡が姿を現す
YouTube/mythicalireland

アイルランドでは現在、猛暑が続いているが、この結果これまで草に埋もれていた場所から、新たな遺跡が発見された。

 

5000年前に作られた古代のヘンジ

 

アイルランドなどではここ数週間に渡り、30℃を超える気温(通常の平均気温は19℃)が続いており、その結果土地の表面を覆っていた植物が乾き、萎れてしまったという。

 

しかしこれにより、新しいクロップマーク(草の成長度合によって作られる模様)が生まれ、今まで草に覆われて見えなかった土地に、古代文明の遺跡が出現。それらがドローンによって空から撮影された。

 

その1つがアイルランドで発見された円形の囲いのような遺跡だ。これはこの土地の巨石文化を代表する「ニューグレンジ」と呼ばれる古墳(羨道墳)から約1km離れた場所にあり、約5000年前に作られた古代のヘンジ(環状の遺跡・円形サークル)と考えられているそうだ。

 

YouTube/mythicalireland

これまで記録になかった遺跡

 

この遺跡はアイルランドのミーズ州、Boyne Valleyにあり、Mythical Irelandという団体の創設者で、歴史家でもあるAnthony Murphy氏が、ドローンを飛ばした時に発見したという。彼はeuronewsの取材に対し、次のように語っている。

 

「私たちは、その場所にはモニュメントの記録がないことを知っていました。そのため最初は、それが何なのかわかりませんでした。しかし我々はそれが、ヘンジか囲い地だと疑っていました」

 

「(ドローンが)着陸した後すぐに、私たちは何人かの考古学者に、これらの画像を送りました。彼らは私たちが発見した物について、すぐにとても興奮していました」

 

ビクトリア様式の庭園跡も出現

 

またこれ以外にも猛暑により、各地でさまざまな遺物が姿を現しているという。

 

イギリスのイングランドでは1946年に取り壊されたビクトリア様式の庭園の痕跡が浮かび上がり、ウェールズ北部のLlyn 半島でも青銅器時代の塚や先史時代の村落跡などが見つかったという。

 

乾いた気候によって多くの遺跡の姿が浮かび上がるとは、これは非常に珍しい現象ともいえるに違いない。(了)

 

出典元:euronews:UK and Ireland’s hot weather reveals hidden ancient settlements(7/17)

出典元:BBC:Hidden landscapes the heatwave is revealing(7/17)

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