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メキシコで巨大地震によるダメージを受けたピラミッド、内部から寺院を発見

メキシコで巨大地震によるダメージを受けたピラミッド、内部から寺院を発見
Facebook/Instituto Nacional de Antropología e Historia

メキシコで昨年起きた地震により、古代アステカのピラミッドが損傷し、中から寺院(神殿)の遺跡が発見されたとして注目されている。

 

ピラミッドが巨大地震でダメージ

 

寺院が発見されたのは、首都メキシコ・シティから南へ約70km離れた、Morelos州CuernavacaにあるTeopanzolcoピラミッド内とされている。

 

この地域は昨年9月19日にマグニチュード7.1の巨大地震に襲われ、Teopanzolcoピラミッドの中心部の構造が損傷。

 

ピラミッドの一部が沈み込み、石と石の間に隙間も生まれ、構造自体が不安定になったという。

 

そのためメキシコの国立人類学歴史研究所(INAH)の研究者らが、構造的なダメージをチェック。レーダーで調べていたところ、ピラミッドの内部に奥行き6m、幅4mの寺院を発見した。

 

Facebook/Instituto Nacional de Antropología e Historia
Facebook/Instituto Nacional de Antropología e Historia

儀式を行っていた可能性

 

このピラミッドは西暦1200年からスペインに征服された1521年前までの間に建造されたと考えられているが、内部の寺院はそれより古く、1150年から1200年に作られたとみられている。

 

また寺院の内部には陶器の遺物や、炭の痕跡や香炉なども発見されていることから儀式が行われていたとみられ、アステカの雨の神、トラロック(Tlaloc)を祀ったと考えられているという。

 

さらにこの寺院は、Teopanzolcoの最古の寺院と一致する点が見られ、このことから従来の見方を変えることになるそうだ。

 

Facebook/Instituto Nacional de Antropología e Historia

内部に寺院があるのは初めて

 

この寺院は、同地にかつて栄えたトラウイカ人によって建てられたとみられているが、これによりトラウイカ人がこの地域の建造物様式を生み出すのに貢献し、メシカ(アステカの中心部族)がアステカの中心都市にあった巨大神殿「テンプロ・マヨール」を作るのに影響を与えたと考えられるとか。

 

しかもスペイン征服以前には、他の建物の上に寺院がしばしば建てられてきたが、ピラミッドの下部構造にこのような寺院が存在しているケースは、これまで一度も報告されていないという。

 

昨年の地震により、ピラミッドは大きなダメージを受けたが、研究者らはこの主要な構造を修復するために現在、作業を進めているという。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Damage from Mexico’s killer quake reveals unknown temple built INSIDE a pyramid(7/12)

出典元:FOX NEWS:Mexico earthquake uncovers ancient temple hidden in damaged pyramid(7/12)

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