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ジュリアス・シーザー暗殺を記念したローマ時代の金貨がオークションに

ジュリアス・シーザー暗殺を記念したローマ時代の金貨がオークションに
Roma Numismatics Limited

ローマ時代の政治家、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の暗殺を記念した約2000年前の希少な金貨が、オークションに出品される予定だ。落札価格は日本円にして6億円を超えるかもしれないと予想されている。

 

暗殺を祝ったコイン

 

この金貨は、世界に3枚しかないもののうちの1つ。これまでヨーロッパの個人コレクターが所有していたが、今月29日に、コインを専門に扱うイギリスのオークションハウス「Roma Numismatics」で競売にかけられることになった。

 

オークションハウスの担当者は、予想落札価格の最高値を300万〜500万ポンド(約4億1000万円〜約6億9000万円)と見ている。

 

紀元前42年に鋳造されたこの金貨は、シーザーの暗殺を「露骨に祝ったもの」と言われている。シーザーは共和制ローマで終身独裁官の地位にあったが、さらに野心を膨らませ、自らが王になろうとしたとされる。シーザーの暴政を恐れた60人の元老院議員は結託し、紀元前44年に元老院議場内でシーザーを暗殺した。

 

ブルータスの横顔が浮き彫りに

 

金貨の鑑定を行ったアメリカの会社「Numismatic Guaranty Corporation」によると、おもて面に浮き彫りになっている顔はブルータス(ユニウス・ブルトゥス)。「ブルータス、お前もか」の言葉で有名な暗殺者の一人だ。

 

Roma Numismatics Limited

 

裏面には、当時自由の象徴とされていた帽子と、2つの短剣が配されている(シーザーは短剣で23回刺されて息絶えた)。刻印された「EID・MAR」の文字は、ラテン語で「3月15日」の意。暗殺が行われた日付だ。

 

Roma Numismatics Limited

 

当時鋳造された同様の銀貨なら100枚近く現存するらしい。だが金貨となると、これを含めて3枚しか存在が知られていないという。そのうち1枚は大英博物館に展示されており、もう1枚はドイツ連邦銀行が所有している。

 

「この金貨の希少性、芸術性、そして歴史的な背景を考えると、数100万ポンドの値が付いても決して驚きません」とオークションハウスの担当者はいう。(了)

 

 

出典元:Fox News:2,000 year-old Julius Caesar ‘assassination coin’ surfaces, may be worth millions(10/8)

出典元:MailOnline:Rare 2,000-year-old Roman gold coin commemorating the assassination of Julius Caesar is expected to fetch ‘up to £5 MILLION’ at auction in London(10/8)

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