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人の大腸の中に生きたハエがいた!医師が画像付きで報告

人の大腸の中に生きたハエがいた!医師が画像付きで報告
The American Journal of Gastroenterology

患者の定期検診で、大腸の内視鏡検査を行っていたミズーリ大学病院の医師は驚いた。大腸の中程にある横行結腸という部分の、腸壁にハエがとまっているのを見つけたからだ。医学雑誌「The American Journal of Gastroenterology」の最新号にそのレポートが掲載されている。

 

内視鏡でハエを見た

 

63才のその患者は、昨年、大腸ガン健診のために病院を訪れた。医師は決められた手順で幾つかの検査を行った後、内視鏡検査に取りかかった。

 

肛門から挿入した内視鏡(電子ビデオスコープ)を奥へ、奥へと進め、腸内の様子を見ていくと、横行結腸に達した所であり得ないものを発見した。腸の壁に1匹のハエがとまっていたのだ。

 

下にあるのが、医学雑誌に発表された画像。Facebookでもシェアされている。

 

The American Journal of Gastroenterology

 

なぜそこにハエが?

 

この事例を画像とともにレポートしたミズーリ大学の医師たちは、こう書いている。

 

これは大腸内視鏡検査による非常に稀な発見だ。ハエが、全くそのままに、どうやって横行結腸にまで到達したのか。それは謎である。

 

ハエの卵が産みつけられた果物や野菜を食べると、ごく稀に卵が消化されず、腸内で孵化することがあるそうだ。(医学的には蝿蛆症/ようそしょうと呼ばれている)しかしこの患者は、内視鏡検査の前日は医者の指示通りに断食し、水しか飲まなかった。その前日にはピザとレタスを食べたが、見たところピザにもレタスにもおかしな点はなく、ハエなども入っていなかったと言っている。

 

理屈からすると、患者の口か肛門のどちらかしか入りようがないのだが、メディアの取材を受けたミズーリ大学の消化器科医は、口から入った可能性は低いという。胃酸や消化酵素が、ハエの形を崩してしまうはずだからだ。

 

だが、「お尻からだとすると、ハエが結腸まで飛んで行けるほど肛門や直腸が開いていたことになるし、ハエはそこからさらに、曲がりくねった長い距離を横行結腸まで進んだことになる。結局これも可能性は相当低い」と言っている。(了)

 

出典元:Odditycentral:Doctors Find Living Fly in Man’s Intestines During Colonoscopy(11/22)
出典元:Lad Bible:Doctors stunned after finding living fly inside man’s intestines(11/22)

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