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キリストが描かれた約1000年前の珍しい金貨、ノルウェーで発見される

キリストが描かれた約1000年前の珍しい金貨、ノルウェーで発見される
Innlandet fylkeskommune/Martine Kaspersen

約1000年前にビザンチン帝国で作られた珍しい金貨が、ノルウェーで発見された。

 

西暦960年頃に初めて市場に出回る

 

その金貨は、「ヒスタメノン・ノミスマ(histamenon nomisma)」と呼ばれる形式の小型のコインで、西暦960年頃に初めて市場に出回ったという。

 

片面には聖書を手にしたイエス・キリストが描かれ、もう片面にはビザンチン帝国を統治したバシレイオス2世とコンスタンティノス7世の兄弟の像が描かれているそうだ。

 

この金貨は先日、ノルウェー南部の町、Vestre Slidreにある山で、金属探知機を使って探していた人物によって、発見されたと言われている。

 

Innlandet fylkeskommune/Martine Kaspersen

ノルウェーを統治した人物のものか?

 

西ローマ帝国は476年に滅んだが、ビザンチン帝国である東ローマ帝国は、さらに1000年間も存続したという。

 

この金貨には文字も刻まれており、1つはラテン語で「統治する者の王、イエス・キリスト」と書かれ、もう1つはギリシャ語で「ローマ皇帝バシレイオスとコンスタンティノス」と書かれているそうだ。

 

研究者は、この金貨がバシレイオス2世とコンスタンティノス7世の治世、西暦977年から1025年の間のどこかで鋳造されたと考えているが、なぜノルウェーの山の中で発見されたのかは分かっていない。

 

研究者らは、この金貨が西暦1045年から1066年までノルウェーを統治したハラルド・ハードラーダ (ハーラル3世) のものではないかと推測しており、ハーラル3世は王になる前、ビザンチン皇帝の護衛(親衛隊)を務めていたという。

 

またこのコインは、ハーラル3世がウクライナのヤロスラフ王子(ヤロスラフ賢者)の娘と結婚するための、持参金の一部として使用された可能性や、貿易手段としても利用された可能性があると考えられている。(了)

 

出典元:Livescience:Byzantine gold coin with ‘face of Jesus’ unearthed by metal detectorist in Norway(12/5)

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