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ジェームズ・ウェッブ望遠鏡が、2つの絡み合う銀河を撮影

ジェームズ・ウェッブ望遠鏡が、2つの絡み合う銀河を撮影
X_NASA Webb Telescope

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、長い間絡み合っていた2つの銀河を撮影し、その画像を公開した。

 

3億2600万光年離れた銀河

 

NASAと欧州宇宙機関(ESA)が運営するジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、3億2600万光年離れた2つの銀河を撮影した。

 

NASAによれば、この2つの隣接する銀河は「ペンギン(NGC 2936)と卵(NGC 2937)」の愛称で呼ばれており、数千万年もの間、絡み合っていたという。

 

それらは最終的に1つの銀河に融合するとみられ、同じような相互作用が40億年後に、地球のある天の川銀河と、アンドロメダ銀河の間にも起こると考えられている。

 

2021年に打ち上げられる

 

ハッブル宇宙望遠鏡の後継機とされるジェームズ・ウェッブ望遠鏡は、これまでの望遠鏡の中で最大かつ最も強力なものとされている。

 

ウェッブ望遠鏡は2021年に打ち上げられ、6か月間の試用期間を経て、2022年7月に最初の画像を公開した。

 

現在もこの宇宙望遠鏡は、地球から160万km離れた場所に位置しており、これまでも様々な珍しい宇宙の様子を撮影し続けてきた。

 

そして7月12日に公開された今回の画像は、ウェッブ望遠鏡の2周年を記念するものとなる。

 

NASAのマーク・クランプン氏は声明で、「わずか2年で、ウェッブ望遠鏡は宇宙に対する私たちの見方を変えました」と述べたという。(了)

 

出典元:ABC News:Webb Space Telescope’s captures pair of intertwined galaxies glowing in infrared(7/13)

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