NASAの宇宙飛行士、ISSから帰還後に病院へ入院
先日、NASAの宇宙飛行士たちが地球に帰還したが、その後1人が病院へ入院したという。詳しい病状などは、明らかにされていない。
4人のうちの1人が入院
宇宙飛行士を輸送するミッション「Crew-8」の4人の乗組員は、国際宇宙ステーション(ISS)に8カ月間滞在した後、10月25日に地球へ帰還した。
彼らを乗せた「スペースX」の宇宙船「クルー・ドラゴン」は通常通り、大気圏に再突入し、異常もなく、フロリダ沖に着水したという。
しかし4人のうちの1人は、通常の医療検査の後、病院へ入院することになったそうだ。
Splashdown. Welcome home, #Crew8! After a science mission of over seven months living and working on the @Space_Station, the crew of four are back on Earth. pic.twitter.com/6tvEBQRgLI
— NASA (@NASA) October 25, 2024
プライバシーに関わる情報を公開せず
「クルー・ドラゴン」には、NASAの宇宙飛行士であるマシュー・ドミニクさん、マイケル・バラットさん、ジャネット・エップスさん、そしてロシア人のアレクサンダー・グレベンキンさんが乗っていたという。
彼らは地球帰還後、カプセルを回収した船で、通常の医療検査を受け、その後近くの病院「アセンション・セイクリッド・ハート・ペンサコーラ」に運ばれたという。
そこでも検査が行われ、3人はその後、テキサス州のヒューストンにあるジョンソン宇宙センターへ移動したが、1人は予防措置として、病院の観察下に置かれたそうだ。
NASAは、乗組員のプライバシーを保護するために、特定の医療情報を開示していない。しかし入院している1人の乗組員の容態は、安定しているという。(了)
出典元:The Guardian:Nasa astronaut hospitalized after return from International Space Station(10/25)