シドニーで嵐の前に目撃された不思議な雲、緑色の光を放つ姿が美しい
先日、オーストラリアで大きな雹が降り注いだが、その前には上空に緑色の雲が出現したとして、注目を集めている。
さまざまな説がネットに流れる
この雲は12月20日の昼頃、シドニー上空に浮かんでいるのが目撃され、カメラに収められたという。
その後、この雲の原因をめぐり、ネットではさまざまな説が流されたそうだ。
そのうちの1つは、草から放たれた光が嵐を通して雲に反射し、緑色に映ったという説。
もう1つの説は、暖かい午後の光と雲との間のコントラストによって、緑色に映ったというもの。
しかしながらMonash大学のJoshua Soderholm博士は、両方の説を否定した。
嵐がフィルターの役目を果たす?
博士によれば、最も可能性が高いのは、嵐がフィルターの役割を果たした説だという。
実際に嵐はある波長の光をフィルターで漉し取り、今回の場合は通過した波長の1つが緑色だったと考えられているようだ。博士は次のように述べている。
「私自身、これまでも数多くのケースを見てきました。それらのケースでは光が雲を通って現れているのは明らかです」
嵐や雹とのつながりもある
また博士によれば、多くの気象学者も緑色の雲が、先日降った雹の前触れになっていると考えており、強烈なスーパーセル(超巨大積乱雲)と呼ばれる嵐と緑色の光との間にもつながりがあるという。
これまで記録された資料や、博士が実際に目撃した経験においても、強烈な嵐の時にこの緑色の現象が現れ、しばしば嵐の上昇気流の地点で緑の光が見られるとか。
「それはまるで嵐の頂上から、上昇気流を通り光が輝いているようなものです。また光は上昇気流にある雹や雨を通過する途中で、漉されていくのです。そのため通過した光の色と、雨や雹の量との間には間違いなく関係があります」
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— National Dent (@hailremoval) April 15, 2017
Actual hail in Sydney around 20 minutes from my place. This is insane!! pic.twitter.com/7IfsxSdn6n
— Champ (@ChampChong) December 20, 2018
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— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) December 20, 2018
しかしなぜ緑色なのかという点については、まだ多くの謎が残っており、確実に証明するのは非常に困難だとも語っている。(了)
出典元:ABC net:Green thunderstorms: there have been many theories behind the mysterious glow(12/21)