生きているタコそっくり!触手を動かし進む、奇妙なロボットが開発される
まるで本物のタコのような、少し不気味なロボットがイギリスで開発された。
触手を推進力にすることに成功
開発に携わったのは、ロンドン大学クイーン・メアリーの研究者たち。
通常、ロボットは機械的な知識を駆使して作られるものだが、今回研究者らは、ロボットの構造を設計する上で「生物学」を基礎にしたという。
この結果、研究者らは触手となる部分を動かすことで、それをロボットの推進力とすることに成功した。
前進や方向転換、回転も可能
このロボットは全体が柔らかい素材で出来ており、流体駆動ソフトメカニズムを採用しているという。
この水への圧力で動かすメカニズムを研究することにより、ロボットが前に進んだり、方向を変えたり、主要な軸を中心に回転することもできるようになったそうだ。
そしてこの実験的な研究は、駆動メカニズムやこのようなロボットの実現性を証明するために行われたと主張している。
そのためか、まだこのロボットが実際には、どのように使えるのかははっきりしていない。
しかし研究者らは、これらの数百に及ぶロボットが小さな街を流れていく川を掃除したり、その後は水中を探索したり、、海の環境を守ったりする、より重要な仕事を任されることも思い描いているという。(了)
出典元:METRO:This creature is not organic, it’s a robot – and it’s terrifying(8/23)