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【新型コロナ】物に触れるだけでは容易に感染拡大しない可能性:米疾病管理予防センター

【新型コロナ】物に触れるだけでは容易に感染拡大しない可能性:米疾病管理予防センター
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アメリカの疾病管理予防センター(The Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が、新型コロナウイルスの感染の特性について、新たな見解を示している。

 

新たなガイドラインを発表

 

そもそも3月に発表された予備的な研究では、新型コロナウイルスが空気中に最大で3時間漂い、プラスチックやステンレス製の物体の表面で最大3日間生き続けるとされてきた。

 

そのためCDCのガイドラインでも、ウイルスが付着した物の表面から新型コロナが感染していく可能性があるとしていたため、人々は商品のパッケージやその他アイテムを拭うなどしてきたという。

 

しかし今回、CDCは新しいガイドラインにおいて、何らかの表面や物体に触れることでは、新型コロナが容易に拡散しない可能性があるとした。

 

メインの感染拡大の経路ではない

 

もっとも新型コロナウイルスに関しては、まだ分かっていないことが多い。そのためCDCも現在、ウイルスの拡散の仕方について学んでいると説明している。

 

その上でCDCはガイドラインで「人々がウイルスの付着した物の表面を触れ、その後自分の口や鼻、目などを触るなどして新型コロナに感染する可能性がある」としながらも「これはウイルスが拡散するメインの感染拡大の経路(方法)ではないと考えられる」と述べた。

 

また「動物かから人への感染」に関して現時点では、「動物から人々へ新型コロナが感染拡大していくリスクは、低いと考えられる」としている。

 

さらに「人から動物への感染」に関しては、「ある状況においては拡散しえる」とし、世界でもわずかな数のペット、犬や猫などが新型コロナに感染した例の報告に気づいているが、その多くはCOVID-19に罹患した飼い主と接触したことによる」と報告している。

 

人との接触で容易に感染する

 

その一方で、新型コロナウイルスは人との接触によって、容易に感染拡大するとし、これが主な感染経路だという。

 

そして約6フィート(約180cm)以内で人と接触した場合や、感染した人が咳や鼻をすすったり、話をしたりした場合には、飛沫がそばにいる人の口や鼻に付着し、または肺で吸い込むことで、主に感染していくとしている。

 

しかも無症状の人から感染する可能性があるとする見方も変わっていない。

 

引き続き手洗いやマスクの必要性を訴える

 

そもそも3月に発表された予備的研究は、まだ査読されておらず、表面にウイルスが留まることも確認されていないという。

 

とはいえ専門家は今回のCDCの新たなガイドラインについて、物体の表面から感染拡大するのがメインではないというだけで、人々はこれまでの感染対策を引き続きする必要があるとしている。

 

実際に、新型コロナウイルスの感染を拡大させないためには、人との距離をとり、マスクをし、手を頻繁に徹底的に洗うことが必要だとし、CDCも「日頃から触れた物の表面を頻繁に消毒、または綺麗にしておくことが大切だ」と人々に呼びかけている。(了)

 

 

出典元:Centers for Disease Control and Prevention:How COVID-19 Spreads

出典元:FOX NEWS:CDC now says coronavirus ‘does not spread easily’ via contaminated surfaces(5/20)

出典元:USA TODAY:Coronavirus ‘does not spread easily’ by touching surfaces or objects, CDC says. But it still ‘may be possible.’(5/20)

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