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ウォンバットなど豪の有袋類や哺乳類が、UVを照射すると発光することが明らかに

ウォンバットなど豪の有袋類や哺乳類が、UVを照射すると発光することが明らかに
Twitter/Kenny Travouillon

オーストラリアのさまざまな動物が、紫外線(UVライト)に晒されると、発光することを研究者が発見した。

 

きっかけはアメリカの研究者からの報告

 

ことの発端は、まずアメリカの研究者が、UVライトの下にカモノハシを置いたところ、輝くのが確認されたことだという。

 

その後、西オーストラリア博物館の研究者が、国内に生息していたさまざまな動物の標本を使い実験を行った。

 

するとウォンバットなどの有袋類や哺乳類もUVライトに照射されると、発光することが明らかになったそうだ。

 

このような性質は「生体蛍光」と呼ばれており、これまでは昆虫や海洋生物では確認されてきたが、オーストラリアの哺乳類でこのような性質を持つのが分かったのは初めてだという。

 

アメリカのリスの専門家が最初に発見

 

最初にこの現象に気づいたのは、北米リスの専門家である、アメリカのノースランド・カレッジ、科学環境センターのPaula Anich博士だ。

 

彼女は最初に、リスにUVを当てて見たところ、ピンク色に染まるのを発見し、驚いたという。

 

さらにカモノハシのように卵で生まれる哺乳類にも同様の実験を行なったところ、やはり「生体蛍光」の反応が見られたそうだ。

 

豪の研究者が有袋類や哺乳類に照射

 

この実験結果を知った、西オーストラリア博物館の古生物学者で、哺乳類学の学芸員でもあるKenny Travouillon博士も、博物館のクモ学部門からUVライトを借り、さまざまな動物の標本に照射した。

 

彼はまず、やはりカモノハシにUVライトを当てて、発光するのを確認。さらに有袋類のウォンバットやフクロモグラ、その他の哺乳類にも照射したという。するとやはり光を放ったそうだ。

 

 

ただし肉食性の有袋類にUVライトを照射しても、発光しなかったと述べている。

 

このような「生体蛍光」の性質が何に使われているのか、例えば捕食者から逃れるためなのか、については明らかになっていない。

 

ただTravouillon博士は、これらの種が遠くから仲間を安全に見つけ、近づけるようにするために、役に立っていた可能性を示唆している。(了)

 

 

 

出典元:ABC net:Biofluorescent Australian mammals and marsupials take scientists by surprise in accidental discovery(11/27)

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