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回転翼のない風力発電機、多くの鳥を保護し、環境にも優しい

回転翼のない風力発電機、多くの鳥を保護し、環境にも優しい
YouTube/Vortex Bladeless Wind Power

動物たちにも優しい変わった形の風力発電装置の開発が続けられており、注目を集めている。

 

スペインのベンチャー企業が開発

 

その開発を進めているのは、スペインのマドリードを拠点にした会社「Vortex Bladeless」だ。

 

この会社は社員6名のベンチャー企業で、以前から回転翼のない風力発電機を開発してきたという。

 

この発電機は高さが約3m。2つに分かれた円錐状の筒になっており、地面への固定基部と、その上の中空の円筒がつながれた構造となっている。

 

円筒の空洞部の中間に磁石と銅線コイルがあり、風で円筒が揺れ、振動することでコイル内にある磁石が動かされて発電する仕組みになっているそうだ。

 

ノイズも出さず、鳥も殺さない

 

従来の羽のある発電装置は、大きなノイズを発生させるため、住宅街のそばでは設置できないことが多く、また一般家庭に置くにしてはコストが高すぎる。

 

また羽のあるタービンは、年間で多くの鳥を殺しているという。特に渡り鳥は風の強い日にとまる場所を求めるため、海上では問題があるそうだ。

 

しかし「Vortex Bladeless」の発電機は、これらの問題をクリアしており、メンテナンスなどの運用コストも安いとか。

 

 

現段階ではまだ、少しの電力しか生み出せていない。

 

ただ「Vortex Bladeless」の創業者であるDavidYáñez氏は、「私たちは計画を1メガワットの電力容量を持つ140メートルのタービンにスケールアップする、産業パートナーを探しています」と述べている。(了)

 

 

出典元:METRO:‘Skybrator’ bladeless wind turbines could save 500,000 birds from certain death each year(3/25)

参考:国際環境経済研究所:回転翼のない風力発電機

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