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脳インプラントされたサルが思念でゲーム機を操作、イーロン・マスク氏のNeuralinkが動画を公開

脳インプラントされたサルが思念でゲーム機を操作、イーロン・マスク氏のNeuralinkが動画を公開
YouTube/Neuralink

イーロン・マスク氏が設立したNeuralinkは、脳インプラント技術を開発する会社。脳にチップを埋め込み、脳神経の信号を読み取ることで、考えただけで機械を操作したり、他人と意思疎通したりするシステムを開発している。

 

同社は4月9日、これまでの成果報告ともいえる動画をYouTubeで公開した。映っているのは、脳インプラント後のサルが、思念だけでテレビゲームのポインターを動かす様子だ。

 

脳内信号をポインターの動きに変換

 

動画に登場するペイジャー(Pager)という名のサルは、同社によれば、脳インプラント手術によってすでにチップが埋め込まれているとのこと。

 

ペイジャーがやっているゲーム(動画の前半)は、小さな丸いポインターを動かして、画面のあちこちに現れるオレンジ色の四角の中に入れるという単純なもの。これが出来ると、画面の前に付いた管からバナナスムージーが出るので、ペイジャーはそれを目的にゲームを続ける。

 

最初の場面は、ペイジャーが手でジョイスティックを動かし、管を吸いながら普通にゲームする様子が映っている。英語音声の説明によれば、この間に、埋め込まれたチップが脳神経の信号を読み取っているという。その信号は電波でコンピュータに送信され、ソフトウェアが信号パターンと実際のジョイスティックの動きの関連を学習する。(動画の下部に、脳の信号を読み取るコンピューターの画面が表示される)

 

YouTube/Neuralink

 

次の場面では、ジョイスティックとゲーム機を繋ぐ線が外される。だがそれでも、ゲーム画面のポインターは以前と同じように動き、ペイジャーはゲームを続けている。ソフトウェアが脳の信号を受け取って、それをジョイスティックの動きに変換しているからだという。

 

YouTube/Neuralink

 

思念だけでゲームする

 

さらに次の場面では、ペイジャーはジョイスティックを取り去ったゲーム機に向かい、手を使わずに卓球ゲーム「Pong」をやっている。Neuralinkのブログによれば、大脳の運動皮質(随意筋を支配する領域)にチップが埋め込まれているので、カーソル(卓球のラケットにあたるもの)を移動させたい方向を考えるだけで、実際に動くのだそう。

 

 

この技術を発展させれば、麻痺による運動障害者が思念でコンピューターやスマートフォンを操作出来るようになるだろう、と同社はブログの中で言っている。(了)

 

出典元:Mashable:Elon Musk’s brain-implant lab claims this poor monkey’s playing ‘Pong’ with its mind(4/9)

出典元:Neuralink:Monky MindPong

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