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人類史上初、NASAが火星で小型ヘリコプターを飛ばすことに成功【動画】

人類史上初、NASAが火星で小型ヘリコプターを飛ばすことに成功【動画】
YouTube/NASA Jet Propulsion Laboratory

アメリカの航空宇宙局(NASA)が、初めて火星上空にドローンの小型ヘリコプターを飛ばすことに成功した。

 

3mの高さまで垂直に上昇

 

そのドローンとは「インジェニュイティー(意味:創意工夫)」と呼ばれ、2月に火星のジェゼロ・クレーターへの着陸に成功した探査ローバー「パーサヴィアランス」に搭載されていたもの。

 

そして先日から飛行のための準備が進められ、一時は予定が遅れて調整が行われたものの、4月19日に火星の空に飛び立った。

 

「インジェニュイティー」は今回、3mの高さまで垂直に上昇。96度回転しながら、ホバリングを続け、その後火星の表面に無事着陸した。

 

時間はわずか40秒ほどだったが、人類が地球以外の惑星で成功させた初めての飛行となる。

 

大気が薄く、難しい挑戦だった

 

以前も当サイトでお伝えしたが、「インジェニュイティー」にはあるものが搭載されていた。それは1903年に世界で初めて有人動力で空を飛んだ、ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号(フライヤー1)」の翼の一部だ。

 

それは飛行機の片翼に使われていた布の断片で、「インジェニュイティー」の内部に収められていたという。

 

ライト兄弟の飛行機の翼が、NASAのヘリコプターで火星を飛ぶ

 

しかし実は、火星の大気の密度は薄く、地球の1%ほどしかないため、軽量のドローンによる飛行といえども難しい挑戦だったと言われている。

 

また火星の重力は地球よりも弱いが、それでも上昇するには大変な労力を要するそうだ。実際、「インジェニュイティー」の回転翼は、毎分2500回転を記録した。

 

今回の初飛行に成功した瞬間、地球にあるNASAのコントロールルーム(管制室)は沸き返り、拍手や歓声が上がったという。

 

 

今後「インジェニュイティー」はさらに飛行を重ねることになるが、火星での新たな発見が期待されている。(了)

 

BBCではさらに詳しく解説している。是非、ご覧いただきたい。

 

下はYouTubeに投稿された高画質動画。

 

出典元:CNBC:NASA flies and lands helicopter on Mars, the first flight on another planet(4/19)

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