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140年間も生存が確認されていなかった鳥、パプアニューギニアで発見

140年間も生存が確認されていなかった鳥、パプアニューギニアで発見
Twitter/Re:wild

長い間、目撃されてこなかった稀少な鳥が、パプアニューギニアで再び発見された。

 

今年9月の調査で発見

 

その鳥とは「Black-naped pheasant pigeon」と呼ばれる、ゴクラクバトの仲間だ。

 

このハトは140年前に目撃されたのを最後に、ずっと生存が確認されてこなかったという。

 

しかし今年の9月に、パプアニューギニアの東海岸にあるファーガソン島で調査が行われ、その姿が確認された。それがこちら。

 

150種以上の鳥類を再発見する調査

 

「Black-naped pheasant pigeon」は1882年に初めて研究者によって確認されたが、以来目撃されず、絶滅が危惧されてきたという。

 

しかし今回、保護団体の「リワイルド」と「バードライフ・インターナショナル」、「アメリカン・バード・コンサーバンシー」の共同研究の一環として、調査チームが編成されたそうだ。

 

この共同研究は、絶滅が宣言されていないものの、少なくとも10年間は目撃されていない150種以上の鳥類を再発見することを目的としている。

 

Twitter/Re:wild

2019年の調査では発見できず

 

「Black-naped pheasant pigeon」は、100年以上目撃されていない約20種の「失われた鳥」のうちの1種で、大きさはニワトリほど。

 

またニューギニア周辺に生息する4種のゴクラクバトのうちの1種で、ファーガソン島のみに生息しているという

 

研究者たちは2019年に同島で、地上に生息する「Black-naped pheasant pigeon」の居場所を突き止めようとしたが失敗していた。

 

今回の調査隊のリーダーであるジョン・C・ミッターマイヤー氏は、次のように語っている。

 

「これほど長い間、姿を消していたものを見つけ、ほとんど絶滅したと思っていたものが、絶滅していないことが分かるなんて、ユニコーンやビッグフットを見つけたような気分です。極めて異例なことです」(了)

 

出典元:INDEPENDENT:Scientists rediscover lost bird that hadn’t been seen in 140 years(11/18)

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