Twitter/Queensland Environment

オーストラリアで、ジャンボサイズのヒキガエルが見つかり、人々を驚かしている。

クイーンズランド州の国立公園で発見

そのヒキガエル（Rhinella marina）を見つけたのは、クイーンズランド州環境科学局のレンジャーである、カイルー・グレイさんだ。

彼女らは1月19日、コンウェイ国立公園で追跡調査をしていたところ、この巨大な両生類を偶然発見したという。

このカエルは体重が2.7キログラムもあり、「Toadzilla（カエル+ゴジラ）」というニックネームがつけられたそうだ。

 

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ギネス世界記録を超えていた

グレイさんによれば、発見して近づいた時、カエルはたじろぎ、まるで足のあるフットボールのように見えたという。

しかも体重を測ったところ、雄鶏と同じくらいの重さだとわかって驚き、ツイッターにも「モンスター・ヒキガエルを見つけてショックを受けた」と投稿したそうだ。

Rangers conducting track work in Conway National Park, near Airlie Beach, were shocked to find a monster cane toad beside the Conway Circuit last week. The animal weighed 2.7kg. She has been euthanised due to the environmental damage they cause.https://t.co/2A9aKpalow pic.twitter.com/cSiYwBgr62

— Queensland Environment (@QldEnvironment) January 19, 2023

ヒキガエルの場合、メスはオスよりも大きく成長するため、グレイさんらは、今回見つけたカエルもメスだと考えている。

ギネス世界記録によると、公式に知られている最大のカエルの記録は、1991年に同じくオーストラリアで見つかった、体重2.65kgのオオヒキガエル（マリンヒキガエルとも呼ばれる）だという。

しかしこの種のヒキガエルは、昆虫や爬虫類、小型哺乳類など口に入るものは何でも食べ、環境破壊を引き起こすため、このカエルもその後、安楽死させられたそうだ。

そしてこのヒキガエルはさらなる分析のため、クイーンズランド州の博物館に送られたと言われている。（了）

出典元：Livescience：‘Monster cane toad’ dubbed ‘Toadzilla’ found in Australia(1/20)