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ロシア軍がキエフのショッピングセンターを攻撃、強烈な爆発が発生

ロシア軍がキエフのショッピングセンターを攻撃、強烈な爆発が発生
Twitter/The Kyiv Independent

ロシア軍が、ウクライナの首都にあるショッピングモールを攻撃し、その映像が公開されている。

 

大規模な爆発が起きる

 

この攻撃が起きたのは20日の午後10時46分頃(現地時間)とされ、キエフ北西部のポディルスキー地区にあるショッピングセンター「レトロビルモール」が狙われたという。

 

キエフのヴィタリ・クリチコ市長も、北西部のポディルスキー地区で「いくつかの爆発音」を聞いたと述べている。

 

ツイッターにもショッピングモールが攻撃されたと思われる瞬間の動画が投稿されており、すさまじい爆発が起きる様子が映っている。

 

 

下は攻撃を受けた後の、ショッピングモールの様子。

 

 

こちらはロシア国防相が公開した動画。1分30秒ごろに、ショッピングセンターが爆発する瞬間が映し出されている。

 

8人が死亡し、1人が負傷

 

ウクライナの国家緊急事態サービスは、ツイッターを更新し、現地時間の午前11時現在、ショッピングセンターの火災が鎮火したと報告している。

 

しかしこの攻撃により、8人が死亡し、1人が負傷したと明らかにした。

 

化学工場が攻撃をうけ、アンモニアが流出

 

またウクライナの北東部の都市、スムイ(Sumy)では21日の午前4時30分頃(現地時間)、化学プラントがロシア軍の攻撃を受けたという。

 

 

この攻撃により50トンのタンクが破損して、アンモニアが流出。ガスが発生したため、スムイ市長は工場周辺の半径2.5kmのエリアは危険であるとし、住民はシェルターや地下室で身を守るよう求めたそうだ。

 

しかし現時点では流出は止まっており、当時も風向きの関係でスムイに脅威はなかったと言われている。ただ、この攻撃で1人が犠牲になったそうだ。

 

アンモニアは主に肥料に使われており、ガスを吸い込んだり触れたりすると、気道に痛みや火傷を負わせたり、目に怪我を負わせたりすることがあるという。

 

またキエフでは再び35時間に及ぶ夜間外出禁止令が出され、21日の午後8時から、23日の午前7時まで、外出が禁止されるという。

 

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: Kyiv rejects Mariupol surrender deadline; new humanitarian corridors agreed – live(3/21)

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