顔の痣が肥大して房になる奇病、医者も恐れて手を出さず
アメリカ·テキサス州に住む女性、Jordan Lopezさんは、18才の時に出産した。すると、顔の横にあった痣がむくむくと肥大し、やがてひび割れて、臭い汁が染み出すようになってしまった。
以前からあった痣
Jordanさんの側頭部には大きな痣があった。子供の頃からそれを髪で隠し、普通の生活を送っていた。だが内心では、こんな痣があっては結婚できないのではないか、家族を持つことができないのではないか、と心配していたそうだ。
ところが心配とは裏腹にめでたく彼氏ができ、18才の時に最初の子を妊娠した。それが悪夢の始まりだった。
「無事に出産した後、痣が膨らんできたんです。そしてひび割れて、液体が出てくるようになった。それがとんでもなく臭いので、そちら側を下にして寝ることができないんです」彼女は海外メディアにこう話す。
医者も恐がって触らず
Jordanさんは、ボコボコと房になって成長した奇妙なデキモノを、何年間も隠し続けた。医者には行かなかった。
だがある日、とても大きな塊をついむしり取ってしまった彼女は、パニックになって病院に行った。ところが、医師たちは「それが何か、まるで分からないばかりか、恐がって触りもせず、検査もせず、結局何もしなかった」と彼女は言う。
その後Jordanさんは数回妊娠し、その度に奇妙なボコボコは大きくなった。成長が止まらないので、彼女は少しずつそれをちぎるようになった。「どんなに痛くても、出血しても」ちぎり取って、大きさを抑えるようにしたという。
全部剥ぎ取ってしまいたいという思いもあったが、小さな房のそれぞれが神経に繋がっているので、さすがに実行はできなかったそう。
冷凍除去手術にも挑戦したが、4回試みても失敗。しかし4回目の手術の検査で、これが脂腺母斑症候群という非常に稀な病気であることが判明した。それまでの検査では、深部ではなく、表面のサンプルしか取っていなかったので判定できなかったのだ。
脂腺母斑症候群は遺伝性疾患で、初期のうちは痣と見た目が同じなのだそう。ところが、妊娠してホルモンバランスが変わると、突如として成長し始める。幸いなことに、これは手術で除去できる。Jordanさんは除去後の動画をTiktokにアップしている。
@girlwiththemark #duet with @girlwiththemark #trending #viral #fyp #fypシ #recreate #thegirlwiththemark ♬ original sound – Snarky Nana
(了)
出典元:Mirror:‘Doctors were terrified to touch my giant leaking ‘birthmark’ that kept growing’(6/1)
出典元:The Sun:My giant birthmark started leaking and breaking off before growing back bigger after I got pregnant(5/31)