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カンヌ映画祭で女性が乱入、ロシア軍の戦争犯罪に抗議

カンヌ映画祭で女性が乱入、ロシア軍の戦争犯罪に抗議
Twitter/Reuters

南フランスで開幕したカンヌ映画祭のレッドカーペットに、女性が突然現れ、ロシア軍への抗議を行った。

 

「レイプを止めろ!」

 

その女性は、映画祭の4日目に行われたジョージ・ミラー監督の『三千年の憧れ』のプレミア上映の際に、レッド―カーペットに乱入したという。

 

彼女は服を破り、体にはウクライナの国旗の青と黄色の上に「Stop raping us(私たちをレイプするのを止めろ!)」というメッセージを書いていたそうだ。

 

また女性がその場で「私たちをレイプしないで!」と叫ぶと、警備員がすぐに彼女を取り囲み、レッドカーペットから連れ出した。その様子がこちら。

 

解放された街で明るみになるレイプ事件

 

カンヌ映画祭では、ウクライナの映画も上映されており、ウクライナのゼレンスキー大統領も5月17日、映画祭のオープニングでサプライズ演説を行った。

 

しかし映画祭側は、ロシア政府とつながりのあるロシア人の参加を禁じている。

 

ウクライナ議会の人権担当委員であるリュドミラ・デニソヴァ氏の報告書によれば、ロシア軍の兵士らは、北東部の都市・ハルキウ周辺の町や村を占領している間に、子供たちをレイプしたという。

 

その一連の疑惑の中には、1歳の男の子をレイプし、死亡させたケースも含まれているそうだ。

 

ウクライナ人のジャーナリスト、イリーナ・マトヴィイシンさんによる報告書には、母親の目の前で、9歳になる3つ子の少女をレイプした疑惑や、10歳の少年2人をレイプしたケースも含まれているという。

 

ロシア軍はまだウクライナ東部の町の多くを支配しているが、それらの地域がウクライナ側によって解放されるたびに、恐ろしい戦争犯罪が報告され続けている。(了)

 

出典元:MailOnline:Naked Ukrainian protester crashes Cannes red carpet for premiere of George Miller’s Three Thousand Years of Longing(5/21)

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