ルネサンス絵画の登場人物を現代にタイムスリップさせた作品がシュールでかっこいい
街を歩いていて「今日はルネサンス絵画な人をたくさん見かけたな」と考えたことは一度もないだろう。陶器のような肌をした、美しい黄金比率の神々…。
そんなルネサンス絵画な人々を、現代の都市に出現させるというシュールな作品がある。
街角にルネサンス
オリジナル作品: William-Adolphe Bouguereau ‘Innocence’ 1873
オリジナル作品:William Adolphe Bouguereau ‘Childhood Idyll’
飲みすぎ?な神々
オリジナル作品:Herbert James Draper ‘Clyties of the Mist’
オリジナル作品:ゴダイヴァ夫人
あまりにも現代の光景になじみすぎていて、本当にルネサンス期に書かれたものなのか不思議になってしまうほどだ。
The Daily Life Of Godsというシリーズ
「The Daily Life Of Gods(神々の日常)」とタイトルがつけられた、これらのユニークな作品を生み出しているのはウクライナ人アーティストのAlexey Kondakov氏。
ルネサンス絵画には出てこなそうな、いかつい風貌だ。
彼が初めてシリーズをInstagramに投稿したのは、2015年5月のこと。
「通勤途中で突然に」とのコメントが添えられている。
続いて投稿されたこちらの作品も、Kondakov氏が日常生活を送っているウクライナの首都・キエフの街並みが背景となっている。
シリーズはまだまだ継続中。ついつい、神々に自分の住む町を訪れて欲しいと思う、とてもワクワクする作品の数々だ。(了)