正体がわかる? 深海を優雅に泳ぐ神秘的なアノ生き物
光の届かない深海で、ある生き物による5分間のダンスショーが調査隊員を楽しませた。
その5分間の映像がこちらだ。
正体は深海を泳ぐタコ
まるでバレリーナのように優雅に泳いでいるのは、体長およそ1.3メートルのタコだ。正確な種類は判明していないが、ヒゲダコ科のCirrothauma magnaではないかと考えられている。
光の届かない冷たい深海にいるヒゲダコ科の生態はまだ明らかにはなっていないことが多く、まだ発表されていない種類である可能性もあるとのこと。
海洋調査船が撮影
この動画は、水深1600メートル付近で撮影されたもの。海洋調査を行っている「Ocean Exploration Trust」の E/Vノーチラス号のカメラに収められたものだ。
この映像が撮影されたのは、北太平洋に浮かぶベーカー島。アメリカの国立野生保護区に指定されており、周囲の海の生態は多様性に富んでいるという。
この映像自体は2019年に撮影されたものだが、3月24日に150万人以上のフォロワーを持つTwitterアカウントが紹介したことで再び注目が集まっている。(了)
Amazing octopus stretching its tentacles to form a huge balloon filmed by EVNautilus at a depth of around 1,600 meters (5,250 feet). pic.twitter.com/0UE2HJPni8
— Wonder of Science (@wonderofscience) March 24, 2022