レジ袋で魚を煮ている!? 投稿された動画に視聴者の頭が混乱
最近、興味深い動画がツイッターに投稿され、見た人たちが信じられない思いで頭をひねっている。女性が焚き火の上で魚を煮るのだが、鍋ではなく、レジ袋を使っているのだ。
水を入れたレジ袋を火にかける
その動画は、The Figenさんというツイッターユーザーが、先月下旬に投稿したもの。映っているのは、高齢の女性が魚のスープを作る様子だ。
彼女は水を一杯に入れたレジ袋を、木の棒で吊るして焚き火の上に置く。炎が袋の底を舐めるが、驚いたことに袋は融けず、水は少しもこぼれない。そこにハーブや香辛料を入れ、魚を丸ごと一匹入れ、さらに野菜類を入れ、手慣れた動作で着々と作って行く。
An elementary physics.pic.twitter.com/aqDuNa0Y5G
— The Figen (@TheFigen_) February 23, 2023
なぜ融けない?
この動画は272万回以上視聴され、1万4000件を超える「いいね」がついている。見た人の多くが疑問に思っているのは、プラスチックのレジ袋がなぜ融けないかという点だ。「火は袋を融かさないの?」「火で袋が破けないのはどういうわけだ?」「袋が融けない理由を誰か説明してくれ。理解不能」といったコメントが多く寄せられている。
投稿したThe Figenさんは「初歩の物理学」と書いてヒントを出している。物理に強いツイッターユーザーたちからの解答例をいくつかご紹介しよう。
(レジ袋が)100℃以上の高温になるのを、水が防いでいる。100℃ならレジ袋は耐えられる。ーーThomas MIGLINCI@miglincit
プラスチックの融点は水の沸点より少しだけ高い。ーー
Ameliavanderzee@AgirlwhosNO_ONE
水は沸騰するまで100℃を越えないので、プラスチックの袋は燃えない。ーーSnegglepuss@Snegglepuss85
レジ袋ではないが、紙の器でお湯を沸かす動画を引用している人もいた。
(了)
出典元:Hindustan Times:Woman makes fish broth in a plastic bag, netizens react(2/24)