まるで浮いているよう!ドイツに初の3Dの横断歩道が登場か


ドイツに初めて3D横断歩道が登場するかもしれないとして、話題を呼んでいる。

 

浮いているようにみえるためドライバーが減速?

 

ドイツ初の3D横断歩道設置の構想が浮上しているのは、北部に位置する都市ブラウンシュヴァイク。

 

 

こちらのLehndorfという地区では、時速制限が30キロであるにも関わらず高速で車を走らせるドライバーが後を絶たないとして、住民らが不満を募らせていたという。

 

ブラウンシュヴァイク工科大学の交通道路建設研究所でエンジニアとして働く傍ら、Lehndorf地区の副区長をも務めるFrank Schröter氏は、3D横断歩道は浮いているかのように見えるため、ドライバーが減速・停止すると見込む。

 

「3D横断歩道について聞いた際、それはとても良い機会になると考えた」

 

ブラウンシュヴァイクが位置するニーダーザクセン州のGerman Automotive Club のスポークスマンも、「道路の安全上、注意力を高める全てのものがよい」とも語る。

 

3D横断歩道の効果は条件付き?

 

一方、3D横断歩道はドライバーが目にした際、驚いて即座にブレーキを踏み込みことで追突事故を起こす可能性があるとして、反対の声も上がっているという。

 

しかしアイスランドで3D横断歩道のアイデアを編み出したRalf Trylla氏によると、ドライバーはこの横断歩道にすぐに順応したという。

 

 

またこのような横断歩道はドイツのお隣、オーストリアのリンツでも設置されており、適度に効果を発揮しているそうだ。

 

しかしリンツの交通顧問を務めるMarkus Hein氏は、3D横断歩道は一方向から見た際にしか、その効果が得られないともしている。

 

さらに横断歩道は至近距離から低速で走行した際にしか浮かんでいるかのように見えず、夜間や路面が濡れている際には通常の横断歩道と同様に見えてしまうという。

 

Hein氏は「この横断歩道は写真では非常に映りがよい。リンツに住む我々からすると、これはむしろ笑える冗談だ」と話す。

 

ドイツではブラウンシュヴァイク以外でも3D横断歩道導入を検討する都市が複数存在するという。

 

「我々はただそれを試してみなければならないだけだ」というSchröter氏。

 

Schröter氏は、3D横断歩道は通常の横断歩道と比較しても設置にかかる費用は変わらず、もし効果を発揮しないのであれば通常のものに塗り替えればよい、と付け加える。

 

世界では、これまでにも道路上に3Dによる崖の絵を描くことにより、歩行者が反射的に避けて歩くといった事例がみられる。

 

Wikimedia Commons

 

3D横断歩道においても同様の効果が得られるのか、その行く先が気になるところだ。(了)

 

出典元:The Local Germany:Braunschweig could soon get Germany’s first ‘floating crosswalk’(2/6)