ドイツ政府機関、スパイ行為可能であるとしてスマートウォッチ破壊を指示

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ドイツ政府機関が腕時計型スマート機器、いわゆる「スマートウォッチ」を持つ子供の親に対し、スマートウォッチを破壊することを奨励したとして話題になっている。

 

ドイツ政府機関、子供向けスマートウォッチに懸念を表明

 

今月17日、ドイツの通信会社を統括する「Federal Network Agency」は、5~12歳の子供を対象としたスマートウォッチがマイクを通じ、遠隔操作での情報収集が可能であるとして注意喚起を行った。

 

Federal Network Agencyはスマートウォッチを利用する子供の情報が密かに収集されるのみならず、スマートウォッチを通じて誰しもが情報収集される可能性があると懸念している。

 

子供向けのものに搭載されている追跡機能を問題視

 

Apple Watchのように通話可能なスマートウォッチはドイツにおいても合法であるが、一方ドイツでは許可なく個人の会話を録音することが禁じられている。

 

子供向けのスマートウォッチには多くの場合追跡機能が搭載されている。

 

そのような機能はアプリを通じて容易に作動させることが出来、それがスパイ行為をも容易にさせる可能性があるとして問題視されたようだ。

 

Federal Network Agency 取締役Jochen Homannは「調査によると、(スマートウォッチを持つ子供の)両親の中には学校の授業において教師が話すことを聞いている事例もある」としている。

 

「アプリを通じては意図しなくとも子供の周囲の環境までもが聞こえてしまうが、そのような機能は認められていない」

 

スマートウォッチ破壊で“破壊証明書”発行

 

Federal Network Agencyは子供向けスマートウォッチを破壊することにも前向きだ。

 

同機関は市民に対し、スマートウォッチを破壊した際にはその旨を文書にして記録するとともに、証拠をオンライン上で提出するよう求めており、承認されれば “破壊証明書”を発行するとしている。

 

スマートデバイスを巡り、Federal Network Agencyがドイツ国民に対して破壊を要請したのは今回が初めてのことではない。

 

 

今年の2月には同機関は子供向けの人形「My Friend Cayla」をも“スパイ機器”であるとして禁止。この人形は子供と会話が出来るということを名目に発売されたが、無線伝送機能を搭載しているためスパイ行為が可能であると判断されたようだ。

 

気を付けたいのは機器自体よりも、子供向けの人形であったとしても危険であるとみなした場合、容赦なく破壊を命じるドイツ政府機関なのかもしれない。(了)

 

出典元:Mashable:German government tells parents to destroy children’s smartwatches(11/17)

 

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