ホワイトハウスの報道官が退店を要求される、政策への不満が原因か


ホワイトハウスの報道官が、食事をしようと訪れたレストランから退店を迫られるという、前代未聞の出来事が起き、話題となっている。

 

家族とともに店から追い出される

 

その報道官とはサラ・ハッカビー・サンダース氏。彼女は6月22日の夜、家族とともにヴァージニア州のレキシントンにあるレストラン「The Red Hen」を訪れたという。

 

しかし食前酒を飲んでいたところ突然、レストランのオーナーであるステファニー・ウィルキンソンさんに「店から出ていってほしい」と言われ、結局家族とともに店を後にしたそうだ。

 

サンダース報道官はその後、ツイッターに次のように投稿した。

 

「昨夜、私はヴァージニア州のレキシントンにある『Red Hen』のオーナーに、店から出て行くよう言われました。理由は、私がトランプ大統領のために働いているからです。私は丁重に、店を立ち去りました」

 

 

「彼女(オーナー)の行動は、私についてというより、彼女自身のことについてより多くを物語っています。私は常に人々を待遇するためにベストを尽くしています。私に同意しない人に対しても、敬意を込めて行っています。今後も私はそれを続けるつもりです」

 

政策への不満が原因か

 

この事実は店のウェイターがフェイスブックに投稿したことにより発覚し、その後サンダース報道官も認める形となった。

 

ただウェイターによれば、彼は数分間サンダース報道官に給仕をしたが、オーナーが求めた時に彼女は素直に従い、家族も自発的に店を後にしており、実際はサービスを拒否したわけでも、店から追い出したわけでもないという。

 

またオーナーであるウィルキンソンさんは、報道官に次のように説明したそうだ。

 

「私は説明しました。レストランには正直や同情、協調といった、私が支持しなければならいと感じるある種の基準があります。そのため私は言いました。『退店をしていただきたいのですが』と。すると『いいですよ。行きますのから』と彼女は返事をしたのです」

 

この出来事は、トランプ大統領が不法移民に対する取り締まりを強化し、反発を招いている時に起きており、オーナーには大統領の政策を擁護している報道官に対して不満があったものと考えられている。

 

国土安全保障省長官も店から退去

 

実は同様のことは、彼女以外でも起きていたという。

 

6月19日には、国土安全保障省長官のキルステン・ニールセン氏も、ワシントンD.C.にあるメキシコ料理店から、退店を余儀なくされたそうだ。

 

ニールセン長官は不法移民を厳しく取り締まる政策の中心にいる人物で、親と子供が引き離される問題では矢面に立たされ、非難を浴びていたという。

 

そしてこの時も、周囲の客や抗議に集まったグループから「恥を知れ」などと怒鳴られ、それが店を出るまで続いたとも言われている。

 

一部からサンダース報道官がツイッターで公にしたことで、店への脅迫につながるのではないかという見方も出ているという。(了)

 

 

出典元:ABC News:Sarah Sanders says she was told to leave restaurant because she works for Trump(6/23)

出典元:NYPost:Sarah Huckabee Sanders booted from Virginia eatery(6/23)