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ユダヤ人が、パレスチナ人の土地を売買する「不動産イベント」を開催予定【アメリカ】

ユダヤ人が、パレスチナ人の土地を売買する「不動産イベント」を開催予定【アメリカ】
flickr_Alan Kotok

アメリカでは、占領されたパレスチナ人の土地を売却するイベントが行われる予定となっており、イスラム団体が非難している。

 

ヨルダン川西岸を拠点にする団体

 

そのイベントは、ヨルダン川西岸地区に拠点を置く団体「My Home in Israel Real Estate」が主催し、3月10日に開催する予定だという。

 

開催場所は、ニュージャージー州の町、ティーネックにあるシナゴーグ。そこでは集まったユダヤ人らが、奪ったパレスチナ人の土地を売買するそうだ。

 

イスラム関係評議会(CAIR)は、団体「American Muslims for Palestine (AMP)」と共に、この「不動産」イベントに対して、連邦警察に捜査を求めた。

 

AMPのワシム・カナーン会長は声明の中で、次のように述べ、非難した。

 

「私たちはイスラエルがガザ地区で大量虐殺を行い、ヨルダン川西岸とエルサレムでパレスチナ人の住居を略奪しているのを見ている。これらは、いずれも国際法に対する重大な違反である」

 

 

若者がイスラエルに否定的な見方

 

一方、アメリカでは世論調査が行われ、特に若者の間で、イスラエルへの支持が急激に低下しているという。

 

世論調査会社「Gallup」による最新の調査では、アメリカ人の58%がイスラエルに対して肯定的な見方をしているという。

 

しかし昨年の68%から減少しており、イスラエルに対する好感度はここ20年以上で過去最低になったそうだ。

 

特に、若者の間では否定的な見方が多く、18歳から34歳では、イスラエルに肯定的な見方をする人が、昨年の64%から、38%へと急激に減少したという。

 

イスラエルで米大使館員が死亡

 

また先日、イスラエルに駐在するアメリカ大使館の職員が、死亡したとの情報も流れている。

 

この人物はアメリカ国籍を持ち、大使館に直接雇われていたとされ、3月4日には、国務省のマシュー・ミラー報道官も「死亡を確認した」と認めたという。

 

ただし、大使館でどのような仕事に就いていたのかは明らかになっておらず、ミラー報道官も、現在捜査が行われているとし、詳細は述べなかった。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: At least 55 arrested in occupied West Bank(3/4)

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