キャサリン妃についての陰謀論が止まらない!動画公開後も影武者説が浮上
イギリス王室のキャサリン妃について様々な憶測が流れ、現在も拡散し続けているという。
「死亡説」や「離婚説」が拡散
キャサリン妃は今年1月に、腹部の手術を受けて以来、療養しており、長い期間公の場に姿を現していなかった。
ケンジントン宮殿は当初から、イースター(3月31日)後にはキャサリン妃が公務に復帰すると述べていたが、ネット上では「死亡説」や「離婚説」などが広まったという。
実際、「X」の「 @UKR_Report」というアカウントは、「イギリス王室のメンバーである、プリンセス・ケイト・ウェールズ(キャサリン妃)が、死んだと見られる」と投稿していた。
画像加工が明らかになり過熱
その後、キャサリン妃は3月10日の母の日に、子供たちとの写真を公開。しかしその写真を加工したことが明らかになり、さらに憶測が過熱していったそうだ。
また3月16日には、農場のお店で、夫のウィリアム王子と買い物をするキャサリン妃の動画が撮影され、メディアでも公開された。
しかしSNSには「この映像も作り物だ」や「あれはキャサリン妃ではない」「あの女性はボディダブル(影武者)だ」との主張が展開されたという。
動画をズームインして分析
特に「影武者」説を広めているユーザーは、動画をSNSに投稿し、細かい違いを指摘し、キャサリン妃本人ではないと主張し続けているそうだ。
SNS独自のデータによると、影武者に関する虚偽の動画が、24時間以内に「X」で1200万回以上、TikTokで1100万回以上の再生回数を記録したという。
「X」に投稿しているアカウントの多くは、アメリカ在住の人物のものとされ、キャサリン妃に関する情報が、ほぼ1時間ごとに投稿されていたそうだ。
多くのTikTokユーザーも、キャサリン妃の顔の特徴をズームインして分析し、そっくりさんの写真と比較していたという。
「Esmerelda」と呼ばれるアメリカ人のTikTokのユーザーの場合、投稿した「影武者動画」は、290万人にリーチしたそうだ。
これらのユーザーたちは、証拠が明確でないにも関わらず、何百万もの再生回数を稼ぎ、新しいフォロワーも獲得しているという。(了)
出典元:BBC:How Kate body-double conspiracy theory spread on social media(3/19)
出典元:The Guardian:‘Where is #katemiddleton?’: theories on Kate’s whereabouts go global(3/20)