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氷河時代のケナガサイ、非常に良い保存状態で発掘、内蔵の一部も残る

氷河時代のケナガサイ、非常に良い保存状態で発掘、内蔵の一部も残る
YouTube/The Siberian Times

シベリアの永久凍土の中から、非常に保存状態の良いケナガサイの死骸が発掘された。

 

柔らかい組織や毛、角も残る

 

ロシアのメディアによれば、このケナガサイが見つかったのは昨年の8月で、場所はシベリア東部・サハ共和国のAbyisky地区にある永久凍土の中だという。

 

科学者たちは、この死骸を研究室に運べるようにするため、現在氷の道が形成されるのを待っているそうだ。そして1月には調査を行う予定だとしている。

 

しかもこのケナガサイは、今までよりも最も保存状態が良く、柔らかい組織や内蔵の一部、濃い毛や脂肪の塊なども損なわれておらず、角も残っていたとか。

 

シベリアの永久凍土が多く解ける

 

近年、気候変動によりシベリアの広大な土地を占める永久凍土が、かなり多く解けているという。

 

このため今までもマンモスやケナガサイ、ホラアナ・ライオンの子供、など多くの保存状態の良いサンプルが回収されてきたそうだ。

 

また2014年には、4万2000年前に生息していた馬の子供(Lena horse)もサハ共和国にあるBatagaikaクレーターの永久凍土の中から見つかっている。

 

3歳か4歳、2万年から5万年前に生存

 

ロシア科学アカデミーのValery Plotnikov氏によれば、今回発見されたケナガサイは恐らく3歳か4歳で、更新世後期の2万年前から5万年前に生息していたと考えられるという。

 

またこのサイの子供は溺れて死んだと見られ、正確な年代は、研究室で放射性炭素による分析を行うことで測定できるそうだ。

 

このケナガサイの死骸は、Abyisk地区のTirekhtyakh川の土手で見つかっており、そこでは2014年にも3万4000年前の幼いケナガサイが見つかっている。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Siberia permafrost yields well-preserved ice age woolly rhino(2020/12/30)

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