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フランス警察、名門大学から反イスラエルのデモ参加者を排除

フランス警察、名門大学から反イスラエルのデモ参加者を排除
X_OSINT Expert

フランスの大学で、反イスラエルのデモを行っていた学生らが、警察によって排除された。

 

91人の学生を建物から排除

 

フランスの名門大学「パリ政治学院(Sciences Po University)」では先日から、反イスラエルのデモが行われ、学生らが一部の建物を占拠していたという。

 

学生らは、ガザ侵攻を批判し、大学側に対して、イスラエルとの関係を断絶するよう求めてきたそうだ。

 

 

しかし5月3日の朝、警察は学生らに建物から退去するよう命令。しかし学生らが従わなかったため、多くのの機動隊員が大学の建物内に突入し、91人の学生が排除されたという。

 

他のキャンパスも影響を受ける

 

建物から排除された学生らは、その後パリの丘にある建築物「パンテオン」に向かって、抗議デモを続けたそうだ。

 

大学側の広報によれば、このような抗議デモにより、北部の町、ランスやル・アーブル、西部のポワチエにある同大学のキャンパスも影響を受けたという。

 

また同様の抗議デモは、フランス南東部の町、リヨンや北部のリールでも行われた。

 

しかしフランスでの抗議デモは、アメリカの大学よりは抑制的で、キャンパス内にテントを張ることもなかったそうだ。

 

停戦交渉が進められる

 

ガザ地区をめぐっては、現在エジプトで停戦の交渉が行われており、「ハマス」側は前向きな姿勢を見せているという。

 

今回の交渉では、40日間の停戦と、パレスチナ人捕虜と引き換えに、30人以上のイスラエル人の人質を解放することが含まれているそうだ。(了)

 

出典元:BBC:French police remove pro-Gaza student protesters(5/3)

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