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「死亡と認定された高齢女性が呼吸している!」葬儀屋が通報【アメリカ】

「死亡と認定された高齢女性が呼吸している!」葬儀屋が通報【アメリカ】
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アメリカで死亡認定された高齢女性が、葬儀の準備中に生きていることが分かり、現在調査が行われている。

 

老人ホームで死亡認定

 

この出来事が起きたのは6月3日、通報したのはネブラスカ州の町、リンカーンにある葬儀屋「Butherus-Maser&Love Funeral Home」だ。

 

その日の朝、高齢女性のConstance Glantzさん(74)が老人ホームで死亡したと認定され、その後「Butherus-Maser&Love Funeral Home」が呼ばれたという。

 

しかしGlantzさんの遺体を運び、葬儀の準備をしている最中、葬儀屋のスタッフは、彼女が息をしていることに気づいたそうだ。

 

その後、スタッフは消防署に通報。救急チームが心肺蘇生を行い、Glantzさんは病院へ搬送されたという。

 

通報の2時間前に死亡認定

 

葬儀屋のスタッフが通報したのは、その日の午前11時43分。Glantzさんはその2時間前に、死亡が認定されたそうだ。しかし、老人ホームの誰が死亡を認定したのかは、定かになっていない。

 

またGlantzさんは病院で治療を受け、家族にも生きていると知らされたが、その日の遅くに亡くなったという。

 

現在、捜査が進行中だが、ランカスター郡保安官事務所のBen Houchin氏は、捜査官が犯罪の意図を発見できておらず、法律が破られているかどうか、判断できていないと述べている。

 

またHouchin氏は、今回は非常に珍しいケースだとし、「31年間やっていて、このようなことに出くわしたことはない」と述べている。

 

エクアドルでも昨年、病院で死亡宣告された女性が、棺の中からノックしているのが発見され、その後病院へ搬送されたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Nebraska funeral staff call 911 after discovering ‘corpse’ was still breathing(6/4)

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