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「フーシ派」の攻撃で貨物船が大爆発、新たな映像が浮上

「フーシ派」の攻撃で貨物船が大爆発、新たな映像が浮上
X_@AJArabic

先日、攻撃を受けて紅海沖で沈んだ貨物船の、新たな映像がネット上に浮上している。

 

ドローン船による攻撃を受ける

 

その映像は、イエメンの反政府勢力「フーシ派」が公開したもので、そこには紅海を航行していたリベリア船籍(ギリシャ所有)の「チューター号」の姿が映っていた。

 

イギリス海運貿易オペレーション(UKMTO)などによると、石炭運搬船の「チューター号」は6月12日にフーシ派の攻撃を受け、18日には紅海で沈没したという。

 

「フーシ派」は12日の攻撃の際、2隻のドローン船を使って船体の側面と船尾の両方を攻撃したと主張しており、新たに公開された動画にも、貨物船の2カ所で大規模な爆発が起きる様子が映っていた。

 

今年の3月には別の貨物船も沈没

 

この攻撃では、フィリピン国籍の船員1人が死亡したとみられ、まだフィリピン政府は確認していないものの、船員は行方不明のままとなっている。

 

今年の3月には、肥料を積み、やはり紅海を航行していた「ルビーマー号」が、「フーシ派」によるミサイル攻撃を受け、沈没している。

 

イスラエル軍がガザ地区へ侵攻を始めてから、「フーシ派」は紅海を航行する民間船舶などを、ミサイルやドローンなどで攻撃をし続けてきた。

 

これに対し、アメリカ海軍やイギリス海軍が、イエメンにある拠点を空爆し続けてきたが、「フーシ派」の攻撃は収まっていない。

 

「フーシ派」はこれまでに、船舶を標的とした攻撃を60回以上行い、ミサイルやドローンを発射して合計4人の船員を殺害したという。(了)

 

出典元:MailOnline:Moment ‘Houthi drones’ slam into enormous 750ft cargo ship sparking deadly explosion before vessel sank in latest attack in the Red Sea(6/20)

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