世界で最も毛深い家族に対し、「チューバッカの家族?」と心無いコメント
先日、世界で最も毛深い家族が、ギネス世界記録に認定されたのだが、SNSには心無いコメントが寄せられたという。
ギネス世界記録が動画を投稿
その家族とは、メキシコ出身で、アメリカのカリフォルニア州で暮らすビクター・ラリー・ゴメスさんの家族だ。
彼ら、5世代にわたる19人家族のうちの4人は、先天性全身性多毛症(CGH)の影響を受け、毛の成長が過剰になり、顔などにも濃い毛が生えているという。
そしてギネス世界記録は、ゴメスさんの家族を「世界で最も毛深い家族」として認定。彼らの動画をフェイスブックに投稿した。
しかし動画を見た一部のユーザーは、傷つくようなコメントを寄せたという。
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家族を擁護する声が殺到
あるユーザーは、映画『スターウォーズ』の毛深いキャラクターに言及し、「チューバッカの親戚?」と衝撃的なコメントを寄せたそうだ。
また、別のユーザーも「美容師は、追加料金や2倍の料金を請求するのだろうか」と疑問を投げかけた。
しかしこれらのコメントに対し、別のユーザーらは、ゴメスさん家族を擁護。あるユーザーは「ちょっと違うからと言って、大したことじゃない」とコメント。
別の人たちも「何よりも重要なのは、心の中にあるものだ」や「ただ可愛らしい。彼らが幸せであることを願う」「すごく素敵だと思う、とても個性的!」と励ましの言葉を贈った。
成長期に残酷な悪口を言われる
先天性全身性多毛症(CGH)は、出生時に発症し、何年もかけて徐々に発達すると言われている。
そしてビクターさんもいじめに遭い、成長期には残酷な悪口を言われたという。
しかしその後、彼はメキシコ国立サーカスで働き、映画にも出演。長年にわたって、自分の外見を愛することを学んできたそうだ。
そしてビクターさんは、ギネス世界記録の取材に対して、「世界で最も毛深い男の一人であることは、私を特別な存在にしているし、有名でもある」と語っている。(了)
出典元:Mirror:Fans defend world’s hairiest family after vile trolls call them ‘Chewbacca’s relatives’(6/22)