飛行中のブリティッシュ・エアウェイズ機に落雷、乗客が撮影する
ロンドン·ヒースロー空港に着陸しようとしていたブリティッシュ·エアウェイズの旅客機が雷に打たれ、急遽、着陸地を変更することになった。
乗客が動画を撮影
ドイツのシュトゥットガルトを発ったブリティッシュ·エアウェイズの919便は、7月7日午後1時40分(現地時間)に、ヒースロー空港に着陸する予定だった。
ところが、着陸態勢に入ったとき、主翼の先端に落雷があったためそのまま着陸することができず、進路を変更。25マイル(約40km)ほど離れたロンドン·ガトウィック空港に着陸した。
乗客が撮影した落雷の瞬間が、ニュースメディアのYouTubeにアップされているほか、キャプチャ画像がXでシェアされている。
Lightning strikes British Airways flight causing emergency diversion leaving passengers ‘shocked’ – https://t.co/57Vok5Byqk pic.twitter.com/n8GmCu0ZIv
— Vale50plus (@vale50plus) July 8, 2024
乗客の一人はSNSでこのような感想を述べている。
私たちが乗った便は、ヒースロー空港にアプローチする際、雷に打たれた。その時のクルーの対応は素晴らしかった。落雷はショッキングだった。便は行き先をガトウィック空港へと変えた。
ブリティッシュ·エアウェイズの広報担当者は、次のようにコメントしている。
本日午後早くの919便は、空港のある地域の天候に関連した状況により、行き先をガトウィック空港に変更しました。
行き先を変更した理由については発表されていない。
航空機は落雷を想定して作られている
この日、ヒースロー空港に着陸する別の便(航空会社は不明)にも落雷があったと報じられている。その便は通常通りに着陸した。
海外メディアによれば、旅客機への落雷は年に2~3回あるとのこと。だが、機体は電流を通過させるように作られているので、心配する必要はないらしい。
非常に稀ではあるが、事故につながるケースもある。最近では1967年に、落雷で燃料タンクが爆発したという事故があったそうだ。(了)
出典元:Metro:BA flight forced to divert after being struck by lightning on its way to Heathrow(7/7)
出典元:Mirror:Terror as British Airways flight struck by lightning on way to Heathrow(7/7)