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ガザ地区中部でポリオ・ワクチンの接種が進む、付近の町ではイスラエル軍の空爆

ガザ地区中部でポリオ・ワクチンの接種が進む、付近の町ではイスラエル軍の空爆
X_Tedros Adhanom Ghebreyesus

ガザ地区中部では、子供たちに対するポリオ・ワクチンの接種が進められ、目標を上回ったという。

 

ガザ地区中部での接種目標を上回る

 

世界保健機関(WHO)によれば、ガザ地区中部ではポリオ・ワクチン接種キャンペーンの第一段階が終了し、10歳以下の子供、18万7000人への初回接種が完了したという。

 

WHOのテドロス事務局長は、ガザ中部で15万6000人の子供にワクチンを接種するという目標を上回った、と述べた。

 

ワクチン接種はガザ地区中部のDeir el-Balahで行われたようだが、その付近の町、ヌセイラトとマガジ難民キャンプでは、イスラエル軍の攻撃が行われたそうだ。

 

これらの町は、ワクチン接種期間の戦闘停止エリアからは除外されている。

 

過去24時間で42人が死亡

 

ガザ地区中部のブレイジ難民キャンプやマガジ難民キャンプでは、イスラエル軍のものと思われる攻撃が行われ、大爆発する音が聞こえたという。

 

またヌセイラトでも2回の攻撃が行われ、最初のイスラエル軍の空爆により住宅が被害を受け、1人が死亡。2回目の攻撃でも多数のパレスチナ人が死傷したそうだ。

 

ガザ地区北部のガザ市ゼイトゥーン地区にある住宅も、イスラエル軍の攻撃の標的にされ、2人が死亡、11人が負傷したと報告されている。

 

ガザ地区南部、ハンユニスにあるアルマワシ地区でも、避難しているパレスチナ人のテントを狙ったイスラエル軍の砲撃で、死傷者が出ているという。

 

ガザ地区の保健当局は、直近の24時間で、パレスチナ人42人が死亡、107人が負傷したと発表した。

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Dozens killed by Israeli attacks(9/4)

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