NZのスタジアムで6000人以上が「ハカ」に参加、世界記録を更新
ニュージーランドで、マオリ族の踊り「ハカ」が行われ、多くの人々が参加した。
6531人が「ハカ」に参加
大規模な「ハカ」が行われたのは9月29日、場所は最大都市・オークランドにあるラグビー・スタジアムの「Eden Park」とされている。
主催者によれば、この「ハカ」には6531人が参加し、これまでの参加人数の世界記録を更新したという。
スタジアムでは、男性や女性、子供たちも一緒になって足を踏み鳴らし、掛け声を上げ、先住民マオリ族の踊りを披露したそうだ。
Aotearoa New Zealand🇳🇿 now holds the Guinness World Record for the largest Haka! 👏A glorious and powerful haka team of 6531 people won this special laurel for New Zealand at the Eden Park stadium in Auckland on Sunday.🎉🎊
📽️: Radio New Zealand pic.twitter.com/1zR6zfxV3q— NZ in India (@NZinIndia) September 30, 2024
1/1New Zealand now holds the world Guinness Record for the worlds largest Haka pic.twitter.com/O0111hfOlp
— Kayke (@Kayke777) September 29, 2024
フランスの記録を打ち破る
これまでの記録は、2014年9月にフランス南西部のBrive-la-Gaillardeで行われた「ハカ」で、その時は4028人が参加していたという。
今回、オークランドの主催者は、1万人の参加者を見込んでいたが、それでもニュージーランドの「宝」である「ハカ」の記録を、フランスから奪い返したことを喜んでいるそうだ。主催者のマイケル・ミズラヒ氏は、次のように述べている。
「私たちは、フランスから記録を奪い返したいだけではないんです。それ(ハカ)は、誰かに(記録を)奪われた、国の宝のようなものです。それは私たち、ニュージーランド人にとって、とても大きな意味があることなのです」
ミズラヒ氏によれば、実は以前もニュージーランドで5000人を動員して「ハカ」が行われたが、その時はギネス世界記録に認定されなかったという。
ニュージーランドの法律では、マオリのNgati Toa族が、「ハカ(Ka Mate haka)」の文化的守護者として認められているそうだ。(了)
出典元:The Guardian:New Zealand reclaims world record for largest mass haka(9/29)