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ニュージーランド海軍の艦船が、サモア沖で座礁して沈没

ニュージーランド海軍の艦船が、サモア沖で座礁して沈没
X_Ambassador Tom Udall

先日、ニュージーランド海軍の艦船が、南太平洋の沖合で座礁し、沈没した。

 

サンゴ礁の調査で座礁

 

沈没したのは、ニュージーランド海軍の潜水・調査船「Manawanui」だ。

 

この船は10月5日の夜、南太平洋のサモアの沖合で、サンゴ礁の調査を行っていたという。

 

しかしその際、ウポル島南岸付近で座礁。その後、船体が転覆し、沈没してしまったそうだ。

 

75人全員が無事

 

座礁後、付近にいた数隻の船舶が反応し、救命ボートで乗組員と乗客の救出を支援したという。

 

またニュージーランド空軍の「P-8Aポセイドン」も、救出を支援するために配備されたそうだ。

 

これにより幸いなことに、乗員乗客75人は全員無事だったという。

 

ニュージーランド国防軍は、現時点で座礁の原因は不明であり、さらなる調査が必要だと述べている。

 

またサモア側は、船が沈没した地域の環境影響評価を実施しており、今後燃料の流出が起きる可能性が高いと見ている。

 

「Manawanui」は、ニュージーランド周辺および南西太平洋全域で、さまざまな専門家によるダイビングや​​サルベージ、測量作業を実施してきたという。

 

そしてニュージーランドの海軍が艦艇を失うのは、第二次世界大戦後初めてのこととされている。(了)

 

出典元:The Guardian:New Zealand navy ship Manawanui sinks off Samoa(10/7)

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