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カリフォルニア大が環境に優しい「氷のキューブ」を開発、抗菌性もあり何度も使用可能

カリフォルニア大が環境に優しい「氷のキューブ」を開発、抗菌性もあり何度も使用可能
YouTube/UC Davis

アメリカの大学で、新しい氷のキューブが開発され、今後出荷方法などに革命をもたらす可能性があると期待が高まっている。

 

抗菌性もあり食べ物への二次汚染を防ぐ

 

その氷のキューブを開発したのは、カリフォルニア大学デービス校の研究者たちだ。

 

氷のキューブの名前は「ジェリーアイスキューブ(Jelly Ice Cubes)」。これは解けずに堆肥化が可能、抗菌性もあり、食べ物などへの二次汚染を防ぐことができるという。

 

このキューブは、構造を保持し安定させるために、90%以上の水と他の成分を含んでおり、凍っていない時はゼラチンのような柔らかな触感で、温度によって色が変わるそうだ。

 

YouTube/UC Davis
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水で洗い、再び冷凍庫で凍らすだけ

 

使い方も簡単で、冷却のために13時間使用し、回収して水で洗い、冷凍庫に入れて再び凍らせるだけ。

 

また水か薄めた漂白剤でさっと洗うだけで何十回も再利用でき、その後はゴミ箱や庭に、他のゴミと一緒に捨てることができるという。

 

さらに必要な形や大きさにデザインしたり、カットしたりすることもできるそうだ。

 

このため従来の冷却パックに頼らずに食品を冷たく保ち、新鮮な状態で出荷する方法として期待が高まっている。

 

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環境への影響を低減できる可能性

 

この研究を続けている食品科学技術学部のLuxin Wang准教授によれば、最初にキューブ型冷却材の開発に着手したのは、水産加工工場で使用されている氷の量と、融解した水が製品の間や排水溝に広がり、二次汚染を目の当たりにしたからだという。

 

実際に、水産加工場で使われる氷の量は膨大で、病原菌をコントロールする必要があると感じたようだ。

 

この氷のキューブは、従来の氷に代わるもので、水の消費量や環境への影響を低減できる可能性があり、また温度が安定しているため、食品の劣化を防ぐことができる。

 

微生物による汚染を抑制することで、食品サプライチェーンにおける水の消費量や食品廃棄物を削減できる可能性もあり、食べ物を扱う業者や配送業者、冷蔵保存を必要とする食品製造業者に最適だと考えられている。(了)

 

出典元:Good News Network:Eco-friendly ‘Jelly Ice Cube’ Could Transform Cold Storage: No Plastic and Doesn’t Melt(12/8)

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