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ニュージーランドの空港が新たなルールを導入、3分以上のハグを禁止

ニュージーランドの空港が新たなルールを導入、3分以上のハグを禁止
Facebook/Julie Ann

ニュージーランドの空港で、3分より長いハグが禁止されることになり、議論を引き起こしている。

 

空港の降車ゾーンで長いハグを禁止

 

その空港とは、ニュージーランドの南島にある「Dunedin空港」だ。この空港の降車ゾーンでは、3分より長いハグが禁止になったという。

 

ここには無料の降車ゾーンがあり、そこでの車の混雑を避けるために、この新しいルールが9月26日に発表されたそうだ。

 

空港側は、長いお別れの挨拶がしたい場合は、駐車場を使うよう利用者に促している。

 

「より多くの人々が抱擁できる」

 

空港の最高経営責任者であるダニエル・デ・ボノ氏は、ニュージーランドの「RNZラジオ」でのインタビューで、「愛情ホルモン」のオキシトシンの分泌には20秒間のハグで十分だという研究結果があると主張。

 

その上で「人々を(降車ゾーンから)素早く移動させることで、より多くの人が、短いながらも意味のある抱擁を経験できるのです」と述べたという。

 

また同氏は、長いお別れを望む人々のための代替手段として空港の駐車場があり、15分間無料で利用できると説明している。

 

この空港のルール変更は、SNS上でさまざまな議論を引き起こし、ルールの看板を映したフェイスブックの投稿には、多くのコメントが寄せられたという

 

一部のユーザーは、ハグの時間制限に対して怒りを表明し、「非人間的だ」とコメント。支持するユーザーらは、学校など、他の降車ゾーンにも、このルールを適用するよう提案したそうだ。(了)

 

出典元:Straits Times:Fond farewells on a timer: New Zealand airport limits drop-off hugs to 3 minutes(10/20)

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