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「これは戦争ではない、残虐行為だ」ローマ教皇がガザ地区を攻撃するイスラエルを批判

「これは戦争ではない、残虐行為だ」ローマ教皇がガザ地区を攻撃するイスラエルを批判
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先日、ガザ地区でイスラエル軍の攻撃により、多くの子供たちが亡くなったことを受け、ローマ教皇が批判した。

 

ガザ北部で子供7人を含む、12人が死亡

 

12月20日、イスラエル軍はガザ地区北部のジャバリアにある住宅を空爆、これによりパレスチナ人の子供7人を含む、12人が死亡した。

 

ローマ教皇フランシスコは12月21日、教皇庁の関係者を前に、次のように語った。

 

「昨日、子供たちが爆撃されました。これは残虐行為であり、戦争ではありません。私の心に響いたので、言いたいのです」

 

パレスチナの当局者らによると、昨年以来、少なくとも1万7400人の子供がイスラエル軍によって殺害され、30分に1人の子供が殺されている計算になるという。

 

しかもまだ数千人が瓦礫の下で行方不明となっており、そのほとんどが死亡したものと推定されている。

 

過去24時間で21人が死亡

 

12月21日、イスラエル軍はガザ地区南部のラファ北東部にある町、Khirbet al-Adasを空爆し、2人のパレスチナ人が死亡。ハンユニス東部の町、Abasan al-Kabiraでもイスラエル軍のドローン攻撃により、多数が負傷したという。

 

またガザ地区北部のベイト・ラヒヤにあるカマル・アドワン病院付近でも、イスラエル軍の攻撃が行われ、2人が殺害された。

 

ガザ地区の保健当局は21日、過去24時間で少なくとも21人のパレスチナ人が殺害され、61人が負傷したと報告している。

 

さらにその後も、イスラエル軍の攻撃は続き、ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで、少なくとも5人が死亡。ガザ地区北部のSheikh Zayedモスク付近への空爆で、女性と3人の娘が殺害された。

 

イスラエル軍は21日、北部のカマル・アドワン病院付近の住民に対して、退去するよう命令。同地域を爆破するとして、実際に爆発物を仕掛けたという。

 

またベイト・ラヒヤ西部では、建物がイスラエル軍によって、爆破されたとも報じられている。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel kills 21 Palestinians in Gaza in 24 hours(12/21)

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